太田述正コラム#6672(2014.1.3) <皆さんとディスカッション(続x2132)> <太田>(ツイッターより) 「…プロテスタント、キリスト教の一神教と彼らの価値観、『自主独立』『自由』『民主主義』といったものをアメリカは今まで一生懸命に守ろうとしてきて、外に対してもそうした価値観を広げてきました。…<しかし、>今、アフリカ系アメリカ人のオバマ大統領がホワイトハウスの住人で、彼の助言者も多くがアフリカ系アメリカ人であるところから、すでにもう政策の優先順位が明確に変わっています。国内問題を何よりも重視しています。弱者に光を当てて、この人たちを救いたいという政策です。…日本が中国の横暴な外交に割って入ってアメリカとともに中国の膨張を防ぐ役割を担うべきなのです。安倍晋三首相はそれを一生懸命やろうとしていると私は思います。…中華思想に凝り固まった強力な軍隊を持った中国が動きを活発化させてい
太田述正コラム#6459(2013.9.18) <啓蒙主義と人間主義(その8)>(2014.1.3公開) 「パグデンの啓蒙主義物語のバージョンの一つの問題は、その創始期から始めるとして、一体誰が「啓蒙された人々(enlightened)」の「クラブ」に属しているものとして数に入れるかを決めることが困難な点にある。 結局のところ、18世紀のより劇的なクライマックス群は、フランス革命の最中のロベスピエール(Robespierre)による恐怖の支配(reign of terror)だ。 革命に関する啓蒙された理論家達と哲学者達によれば、社会は、新しく、徳に立脚したものにならなければいけなかった。 <しかし、>その結果は、ご存知のように、殺人的狂乱だった。 パグデン氏は、もちろん、ロベスピエールのジャコバン派(Jacobins)を彼のクラブから追い出すことに熱心だ。 では、理性の要請(impera
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