TAIKINGが新作『TOWNCRAFT』のリリースに伴うツアーを2022年11月に敢行。そのステージで使用されたサウンド・システムを紹介しよう。アンプ、アッテネーター、ペダル・ボードを“4ケーブル・メソッド”という考えのもとリンクさせた、現代的なサウンド・システムだ。その全貌に迫る! 取材/文=伊藤雅景 本人写真=Asami Nobuoka 機材写真=星野俊 TAIKINGのサウンド・システムは、4ケーブル・メソッドに基づいた少し複雑な構成のため、まずはその大まかな接続図をお見せする。作図の都合上、実際のペダルボードの配置とは異なるためご注意を。 ちなみに、4ケーブル・メソッドを簡単に説明すると、センド/リターンが搭載されたアンプ・ヘッドと各種のエフェクター/スイッチャー群を4系統のケーブルで接続するシステム構築法だ。これにより、アンプのサウンド・エフェクトをシステムの中に組み込むことが
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