副業禁止規定の廃止は「起業支援」に他ならない 単なる「サラリーマンの会社掛け持ち」は結果的にはすべてを失うだろう。その前にやるべきは自分自身の本丸を築くこと、すなわち起業である。「起業を副業から始める」のはソフトランディングの手段としては極めてエレガントだと思われる。 2016.04.05 竹田 茂 Facebook Twitter 「副業禁止規定の廃止」はバブル崩壊直後、すなわち1990年くらいからごく一部で静かに始まったトレンドと記憶している。「働き方の多様化」「ひとりの人間の中にある多様な個性を活かす」「自己実現への近道」などの美辞麗句に彩られた柔軟な制度として昨今あらためて脚光を浴びているようだ。 しかしこれ、実態としては「あなたの面倒を一生見るのはもう無理です」という企業からの一方的な宣言であり、すなわち「終身雇用制度の破綻」に過ぎない。真綿で首を絞めるような「じっくり時間をかけ
![副業禁止規定の廃止は「起業支援」に他ならない - 起業したくない人の起業術 42/54](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/427dca684141b20830d4bd0855a66efb6d09f604/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2F42-54.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2015%2F09%2F02.jpg)