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ブックマーク / tatsuharug.com (8)

  • ニセ医学批判を行う医師が流布する新型コロナPCR検査抑制論(ニセ医学)|臨床獣医師の立場から

    外科医けいゆう氏というニセ医学批判を行っている医師がいます。 穏やかな語り口調で理性的な文章を書く人です。 たった1回のリツイートが誰かの健康を傷つけるかもしれません 外科医けいゆう氏がリツイートしていた内容を見てみます。 軽症の人への検査は不要 何度も批判してきた新型コロナPCR検査抑制論の初期に出てきた記事です。 2020年2月の段階の記事としても大いに問題があります。 「陽性的中率」というのは検査が仮に陽性だった場合に、どのくらいその結果が正しいか(=当にCOVID-19にかかっているのか)を示す確率です。 風邪のような症状を訴えても、COVID-19にかかっている可能性が現在のようにとても低い(=集団の中での有病率が低い)状況で検査をすると、COVID-19にかかっていないのに検査結果が陽性と出る人の絶対数も多くなることになります。 すると、陽性という結果が出た人の中で、当に感

    ニセ医学批判を行う医師が流布する新型コロナPCR検査抑制論(ニセ医学)|臨床獣医師の立場から
  • 「コロナ禍で見えてきたおかしな専門家と知識人ー非科学的なコロナウイルスPCR検査抑制論」を発売しました|臨床獣医師の立場から

    LEADERS NOTE より「コロナ禍で見えてきたおかしな専門家と知識人ー非科学的なコロナウイルスPCR検査抑制論」を発売しました。 この書籍は当ブログの記事を書籍化したものですが大幅に加筆修正しています。 私は元々は理系人間でしたので文章を書くのが大変苦手でした。 小学生の頃に最も苦手だったのが作文で原稿用紙1枚を埋めるのに四苦八苦していました。 (大学入学後、様々な書籍を読むようになり、研究論文を執筆することで文章を書くことの苦手意識は少しずつ無くなってきました) 開業医として少し時間ができてきましたので昨年1月から当ブログを開始しました。 少しずつブログ作成にも慣れてきた頃にコロナ禍に見舞われることとなりました。 実を言うと私の周囲では3人が新型コロナのPCR検査を受けています。 娘、母親、スタッフです。 (3人共に陰性でしたが娘が検査を受けた時は結果が出るまで休診しました) この

    「コロナ禍で見えてきたおかしな専門家と知識人ー非科学的なコロナウイルスPCR検査抑制論」を発売しました|臨床獣医師の立場から
  • 手を洗う救急医Taka氏のPCR検査論を検証|臨床獣医師の立場から

    「事前確率0.01%の集団」は東京都、大阪府の無症状者(濃厚接触者でもない)ということになります。(あくまでも簡易計算ですので感染多発地域では異なります) このような人達が検査を希望する場合としては「里帰りのための検査」が考えられます。 「里帰りのための検査」を受けた人がそれまで通りの生活を続ければ感染の確率は低いままです。 「検査を受けた帰りに感染する確率」も低いはずです。 こういう場合に何度も検査を受ける必要はありませんし、希望するはずもありません。 「毎日検査」というのは「事前確率0.01%の集団」に対しては通常検討する必要はありません。 「毎日検査」を検討しなければいけないのは「事前確率30%の集団」で陰性であった場合(入院が必要な肺炎患者等)です。 「事前確率0.01%の集団」に対する話で「毎日検査」という話が出てくるのは理解に苦しみます。 (検査後に感染者との濃厚接触があった等

    手を洗う救急医Taka氏のPCR検査論を検証|臨床獣医師の立場から
  • 各国のgoogle検索で「PCR検査は意味がない」を検索した結果|臨床獣医師の立場から

    google検索は世界各国で用いられています。 検索エンジンの国別シェアでは中国を除き、googleがトップとなっています。 各国の新型コロナのPCR検査に関する考え方を調べるために各国のgoogle検索で「PCR検査は意味がない」という文を検索してみました。 参考サイト:https://ischool.co.jp/2017-07-09/ ロシア ヒット数 1,450 上位5サイトのタイトル コロナウイルス抗体検査はどのくらい正確ですか?保健省は、肺炎を患うチェリアビンスク居住者の死亡率とcovidの陰性検査についての質問に答えました。ヌルスルタンでは毎日約4.5千人がPCR分析を受けており、市内での検査数は増え続けています。 1時間以内の結果:コロナウイルスの新しいテストがカザフスタンにもたらされました ワクチンが登場するとすぐに-WHOはPCRテストの欠陥を認識しました 韓国 ヒット数

    oka_mailer
    oka_mailer 2021/01/12
    なるほどこの視点は面白いなぁ。
  • 新型コロナに関するデマ、不適切な主張についてまとめました。|臨床獣医師の立場から

    新型コロナウイルス感染症に関して多くの専門家、著名人が様々な意見を述べています。 一部の専門家、著名人が間違った発言をし、訂正をしていないことでデマや不適切な主張が拡散しています。 新型コロナに関するデマ、不適切な主張をまとめました。 PCR検査の発明者が「PCR検査を感染症の診断に用いるべきではない」と言っていた PCR検査を発明し、その功績で1993年ノーベル化学賞を受賞したキャリー・マリス博士人も「PCR検査を感染症の検査や診断に用いてはならない」と警告していました。 https://www.hidamari-an.com/archives/784 個人サイトやSNSを中心に出回っているデマです。 投稿は「COVID-19TESTa FRAUD?」という言葉で始まり、1985年にPCR法を発明し、1993年にノーベル化学賞を受賞したことでこの功績が認められたMullisからの引用が

    新型コロナに関するデマ、不適切な主張についてまとめました。|臨床獣医師の立場から
    oka_mailer
    oka_mailer 2020/11/29
    扇動した面々はPCR抑制に日本が舵を切った 責任を問われるべきとは思う。
  • 村中璃子氏のコロナウイルス論を検証|臨床獣医師の立場から

    村中氏はテレビtwitternote等で精力的にコロナウイルス感染症について発信しています。 村中氏のコロナウイルス論を検証します。 医療崩壊について 武漢やニューヨークでは無症状者への検査を大量に行っていますが検査により感染が拡大したという報告はありません。 twitterでは村中氏にレポートを提示すべきという意見が寄せられていましたが村中氏は無視しています。 イタリアの医療崩壊は次のようにして起こりました。 「早期の入国制限、緊急事態宣言」→「検査体制拡充」→「陽性者0」→「経済活動再開」→「感染者急増」→「医療崩壊」 検査が原因での医療崩壊ではありません。 PCR検査体制を拡充すると医療崩壊が起こるという説について 日では、PCR検査体制を拡充すると医療崩壊が起こるのでむやみに検査をすべきではないという意見がありました。イタリアと韓国の医療崩壊の... PCR検査を受けられるの

    村中璃子氏のコロナウイルス論を検証|臨床獣医師の立場から
    oka_mailer
    oka_mailer 2020/08/28
    こうやって一覧になると凄まじいものがあるな。
  • 峰宗太郎氏、岩田健太郎氏のトンデモ記事|臨床獣医師の立場から

    K値について記事を書こうと思っていましたが、トンデモ記事を目にしましたので、こちらを先にします。 https://www.buzzfeed.com/jp/yutochiba/covid-19-pcr-false-positive 峰宗太郎氏 たとえ、99.9999%でも議論は変わらない 「99%という特異度はあくまで説明用と思っていただいて結構です。ですが、リスク分析上はその程度で良いと思います。99.9%であろうが、99.99%であろうが議論は大きくは変わりません。 99%だろうが99.99%だろうが議論は変わらないそうです。 偽陽性率で考えると1%と0.01%になります。 100倍も違うのですが、議論は変わらないそうです。 科学者では無いのでしょうか? 特異度は100%ではない、ということが一番重要です」 ゼロリスクを揶揄してそうな人ですが、検査に100%を要求しています。 「検査前確

    峰宗太郎氏、岩田健太郎氏のトンデモ記事|臨床獣医師の立場から
  • ベイズの定理を悪用し、コロナウイルスPCR検査の有用性を否定する医師達|臨床獣医師の立場から

    偽陽性者が1人出るかどうかという数字になります。 「日人全員を対象にした大規模PCR検査をしろ」なんてことを言ってる人は、ほとんどいないと思うのですが罹患率0.005%というおかしな仮定で計算しています。 それにしてもこの人は凄い。 「特異度は感度より高いが、特異度が100%の検査は理論上、存在しない。理由はこうだ。」の後に一切その理由を書いていません。 誰かチェックしないのでしょうか? EARLの医学ツイート  東北医科薬科大学病院感染症内科  福家良太氏 罹患率0.5%、感度70%、特異度99.997%として計算すると陽性的中率は99.15%です。 計算上ほぼ偽陽性は起こりません。 普通は1度の検査で陽性確定とはしないと思います。 患者への負担が大きい場合、再検査は必ず行うはずです。 この医師はたった1回の検査で確認もせずに重要なことを決定するのでしょうか? 感染症専門医 岩田健太郎

    ベイズの定理を悪用し、コロナウイルスPCR検査の有用性を否定する医師達|臨床獣医師の立場から
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