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ブックマーク / wirelesswire.jp (8)

  • 邪悪なものが勝利する世界において

    しかし、心を鎮めて考えれば、誰にでも分かることだが、私たちを傷つけ、損なう「邪悪なもの」のほとんどには、ひとかけらの教化的な要素も、懲戒的な要素もない。それらは、何の必然性もなく私たちを訪れ、まるで冗談のように、何の目的もなく、ただ私たちを傷つけ、損なうためだけに私たちを傷つけ、損なうのである。 少し前に知り合いの女性と久方ぶりに夕をともにする機会がありました。事の後に出向いたバーで彼女は、以前自身が体験したネット上の嫌がらせの話をしてくれました。 嫌がらせをしかけてきたのは同業の女性だったのですが、その人とは仕事上も私生活でもほとんど直接の接点はありません。そんな相手からどうして嫌がらせを受けないといけないのか。例えば、仕事でひどい目にあわせたとか、恋人を奪ったといった過去があるならともかく、面識自体ないような相手なのに。 理由があるとすれば、その女性にとっての晴れの場において、意図

    邪悪なものが勝利する世界において
    okadaic
    okadaic 2018/06/25
    2014年の記事ですが、2018年6月24日にブックマーク。
  • もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて

    もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて This is Not the End of the Open Web 2016.08.22 Updated by yomoyomo on August 22, 2016, 10:31 am JST すっかり旧聞に属しますが、Internet Archive が主催し、これからのウェブのあり方を議論するイベント Decentralized Web Summit が6月に開かれました。 このサミットには "Locking the Web Open" というサブタイトルが付いていますが、逆に言えば、主催者には現在のウェブはオープンではないという認識があるわけです。それにいたる流れを少し辿りたいと思います。 そもそも Open Web(オープンウェブ、開かれたウェブ)という言葉が特に言及されるようになったのは、2010年だったと記憶します。その背景の

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    okadaic 2016/08/22
  • 英語が分からなくても(たぶん)楽しめるモンティ・パイソン入門 - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    前回 やたらと長い文章になってしまったので、次は軽い話題を――と思っていたら、ワタシが15年来のファンであるイギリスのコメディグループのモンティ・パイソンが再結成とのことで、この話題に飛びつくことにしました。 個人的には、解散宣言をしていたわけでもなく、結成20周年に始まり、30周年、40周年とメンバーが出演する記念番組が何かしら作られてきたわけで「再結成」という表現には抵抗があるのですが、来年7月に一日だけ行うという Monty Python Live (mostly) が、グループとしての格的な活動としておよそ30年ぶりなのは確かです。 過去一度「再結成」に近づいた30周年記念のときならまだしも、それから15年経つ、メンバーも全員70代に入った来年にショーをやるといっても大して期待はできないし、映画監督のエドガー・ライトも「年輩のアメリカ人が『自分もイギリスのコメディーは知ってる』と

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    okadaic 2015/12/20
    2年前の記事ですがタイムラインに流れてきたので便乗拡散。私が入門のに使うなら「哲学者サッカー」か「ランバージャックソング」かなぁ。踏み絵的な意味で。
  • IoTを巡る壮大な懐疑論

    IoTを巡る壮大な懐疑論 The Epic Skepticism of the Internet of Things 2015.06.10 Updated by yomoyomo on June 10, 2015, 18:17 pm JST WirelessWire News が「The Technology and Ecosystem of the IoT」を新たなキャッチフレーズにサイトリニューアルして少し経ちました。この IoT(Internet of Things、モノのインターネット)については、ワタシも過去に連載で取り上げています。 Here, There and Internet Everywhere IoTとメイカーとロボットとウェアラブルの交点となるオライリーのSolidカンファレンス ……なのですが、どうもこの話題で文章を書いても反応が鈍く、当方の力不足を痛感します。

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    okadaic 2015/06/12
  • AO入試偏重は技術立国の自殺であり階層を固定する - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    2ちゃんねらーが揶揄するために作ったのかと思われた声に出して読みたい日語「AO義塾」がバズっています。 声に出して読みたい日語「AO義塾」は慶応大等のAO推薦入試専門塾であり、大変高い合格率を誇る事で有名です。そもそもこういう対策塾があった事も驚きですが、その合格率の高さは寡占状態のようにも見えます。 この塾に在籍する高校生の少なからぬ人々が、小4偽装疑惑で話題となったNPO「僕らの一歩が日を変える」にも在籍しているからか何なのか知りませんが、なぜかこの塾の塾長氏がこの件で謝罪しております。 長渕剛に桜島の上で歌って爆発して欲しいわという感じのポエマー魂を発揮し、火の粉にウランを注ぎ込んでおり、AO推薦入試というのはポエムが得意な人を選抜する芸術性を重視する試験なのだなということを再認識した次第です。 青木大和と彼がご迷惑をおかけした全ての皆様へ さて、このAO推薦入試というのは、ワ

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    okadaic 2014/11/26
    <AO推薦入試に有利な教育を受けて来たイギリスの若者は、高学歴なのにも関わらず仕事がないため喫茶店で働いています。>
  • 邪悪なものが勝利する世界において - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    しかし、心を鎮めて考えれば、誰にでも分かることだが、私たちを傷つけ、損なう「邪悪なもの」のほとんどには、ひとかけらの教化的な要素も、懲戒的な要素もない。それらは、何の必然性もなく私たちを訪れ、まるで冗談のように、何の目的もなく、ただ私たちを傷つけ、損なうためだけに私たちを傷つけ、損なうのである。 少し前に知り合いの女性と久方ぶりに夕をともにする機会がありました。事の後に出向いたバーで彼女は、以前自身が体験したネット上の嫌がらせの話をしてくれました。 嫌がらせをしかけてきたのは同業の女性だったのですが、その人とは仕事上も私生活でもほとんど直接の接点はありません。そんな相手からどうして嫌がらせを受けないといけないのか。例えば、仕事でひどい目にあわせたとか、恋人を奪ったといった過去があるならともかく、面識自体ないような相手なのに。 理由があるとすれば、その女性にとっての晴れの場において、意

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    okadaic 2014/10/25
  • 欧州の組織はなぜ従業員を丁重に扱うのか - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    そろそろ年末年始の休暇の時期ですが、欧州においては労働時間が長い、と言われているイギリスでもこの時期は2−3週間の休暇を取るのが当たり前です。取引先も何処も休みですから、さっと休んでしまう人が多いのです。欧州大陸の方でも大体同じです。上役も経営者も「働け働け」と休暇取得を妨害したり、仕事を無理強いすることはマレであります。 欧州の組織は北米や日に比べますと、産休や病欠なども授業員に恵まれた仕組みになっております。もちろん国による規制があるから、罰則が厳しいから、というのもありますが、抜け穴がないわけではありません。しかし、法令には従う組織の方が多く、また、法令以上の好条件を準備する組織もあります。 そういうことを書きますと「そうか、欧州は博愛主義で人間主義だから従業員を丁重に扱うに違いない」という意識の高い脳内お花畑様が湧いてきます。 確かにそういう一面もあるかもしれません。 しかしワタ

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    okadaic 2014/06/12
  • 日本の大学の国際化はどう考えても無理だと世界にバレている - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    イギリスの高等教育専門雑誌である Times Higher Educationに、日の私大で教えていたイギリス人学者の書いた記事が掲載されていました。この記事、日の高等教育の実態を、外国人学者の視点で、身も蓋もない書かれ方をしており、大変興味深いといいますか、「日教育ヤバいんとちゃう?」とかなり心配になるのであります。 Beyond sushi: the attractions of lecturing in Japan (寿司の向こう側:日で講義をやる魅力) と題された記事。一見「日の大学は最高だ」という内容を期待しそうになりますが、そこはイギリス。記事を読み始めてすぐに「ああ、イギリス流の皮肉じゃないか。。。」とわかります。 イギリスの名門サセックス大学で歴史学の博士号を取得したスーザン•バートンさんは、博士号取得後、なかなか仕事がみつからず、屋で最低賃金のアルバイトを

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    okadaic 2013/12/02
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