いよぎん地域経済研究センターは24日、愛媛県内における事業所の節電状況について実施したアンケート結果について発表した。 アンケートは、IRC会員(県内)を対象に、2011年8月1日~12日に実施。有効回答数は503だった。 県内の事業所において、今年の夏から新たな節電をしているかどうか尋ねたところ、55.3%が「実施している」と回答。実施していない事業所に対してその理由を尋ねたところ、「以前より節電には十分取り組んでいる」との回答が52.5%を占め、全体の8割近くの事業所で何らかの節電を実施していることが分かった。 従業員の規模別に新たな節電の実施状況の有無をみると、従業員100人以上の事業所では8割近くが実施しており、規模の大きい事業所ほど新たな節電に取り組んでいることも分かった。 主な節電対策の実施状況を尋ねたところ、この夏から実施している対策で多かったのが、「冷房の設定温度を上げる(