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ブックマーク / www.itmedia.co.jp (29)

  • ネットワークを根底から革新する「プログラマブルフロー・スイッチ」出現

    この業界にいると、時代を画するような新製品に出くわすことがある。だがさまざまな事情からひっそりと紹介されることも多い。NECの研究所が開発した試作品もその1つだ。 長い間、この業界にいると時々、時代を画するような新製品に出くわすことがある。一般に新製品は鳴り物入りで紹介されるケースが多いのだが、革新的な技術で出来上がったモノは、ひっそりと紹介されたり、人伝で聞いたりするケースが多い。おそらく既存の製品とどのようなすみ分けをするのかが決まっていない、あるいはその技術に否定的な人が開発した会社にいるなどさまざまな理由で諸手を上げて応援することが出来ない事情があるのだろう。 今回取り上げる「プログラマブルフロー・スイッチ」はその典型的な試作品だ。なぜ試作品といわなければならないかを少し説明する必要がある。開発した主体が、日電気(NEC)の研究所だからだ。NECは今から4年も前にインターネット系

    ネットワークを根底から革新する「プログラマブルフロー・スイッチ」出現
  • Nehalem搭載ブレードの登場ラッシュから見えるもの

    また省電力化が求められる昨今、各社共通して打ち出しているのが、AC-DC変換効率の改善である。2008年上半期の段階で変換効率90%越えをうたっている統合サーバベンダーはIBMのみであったが、ここにきて日立、デル、NEC、そして(Nehalem搭載サーバはまだ発表していないが)HPなども「変換効率90%」に到達してきた。米国EPRIによる「80 PLUS」も指標として注目を集めるだろう。 コモディティのなかで図られる差別化 「IA」である以上、ブレードサーバという製品に似通った部分が出るのは止むを得ない。だが同時に、各社とも差別化に努めている。 例えばHDDだけでなく、ホットスワッパブルなSSDを搭載可能という点で独自色を出すのはIBM Bladecenter HS22だ。パフォーマンスと省電力を追求したSSDの実装により、ITインフラ用とだけでなくHPCクラスタ用途も視野に入れた市場展開

    Nehalem搭載ブレードの登場ラッシュから見えるもの
  • まだ始まっていない本当の仮想化運用管理

    このように、さまざまな分類がありますが、最近よく耳にするのが、I/O仮想化やサーバ仮想化を活用する、といった話です。 仮想化したリソース管理は難しい 仮想化は物理的な制約がないため、立ち上げ、廃止、移設が即座に可能ということを意味します。 仮想化を導入された方に質問です。仮想化導入前は、どのようにリソース管理をしていたでしょうか。「Microsoft Excel」などの表計算ソフトぐらいで何とかなるだろうと思って管理していませんでしたか。 物理サーバ1台の負荷ぐらいであれば、「vmstat」や「top」コマンドあたりで大体の監視状況が把握でき、そのほかSNMPのツールなどで監視すればよかったでしょう。しかしそこに、自由に出入りができる仮想化サーバが加わると、管理も監視もが格段に大変です。 ただし、VLANなどのネットワークの仮想化のリソース管理は比較的容易です。ASIC化によるハードウェア

    まだ始まっていない本当の仮想化運用管理
  • 量子コンピュータって何? その1

    5月26日、NTT大阪大学は、「量子テレポーテーション」を使った量子計算に成功したと発表した。この技術は、量子コンピュータの実現に有望だとされており、実現への突破口が開かれたとされている。 ……とまあ、大変重大なニュースのような気もするのだが、なにしろモノがモノだけに、何の話をしてるのか、解説しようとすると実に難しい。 なんといっても、「量子テレポーテーション」とか「量子コンピュータ」がどんなものであるかについて話すには、まずは「量子論って何?」ってところまでさかのぼる必要があるからだ。 何はともあれ、今回はまず「量子コンピュータとはどんなもので、なぜそれの研究が進められているのか」といったあたりのことについて、大まかなところから解説していきたい。 量子コンピュータを一言で定義してしまうとすれば、それは「通常のコンピュータが演算に利用している「ビット」を、量子力学的な「重ね合わせ」の状態

    量子コンピュータって何? その1
  • NEC、「ExpEther」普及へコンソーシアム発足

    NECは11月12日、PCI ExpressとEthernetを統合したシステムハードウェア仮想化技術「ExpEther」(エクスプレスイーサ)の普及に向け、ユーザーコンソーシアムを設立したと発表した。 同技術NECは2006年、サーバやネットワーク機器向けI/O仮想化技術として開発。機器内部に閉じていたシステムバス接続をLAN上に拡張するもので、リモート接続したHDDなどをローカル内のように扱うことが可能になる上、LANにつながる単一のデバイスを複数の機器から共有することも可能になる。 PCI-SIGが標準化を進めているI/O仮想化技術「IOV」との将来的な互換性を保ち、先行的にI/O仮想化を利用できるという。複雑化する機器の拡張性・信頼性を向上させ、システム運用とハードウェア管理を容易にするのが狙いだ。 「ExpEtherコンソーシアム」は、慶応義塾大学や東京エレクトロンデバイスなど

    NEC、「ExpEther」普及へコンソーシアム発足
    okanesan
    okanesan 2008/11/13
    I/Oの仮想化
  • WebKit、新JavaScriptエンジン「SquirrelFish Extreme」発表でSafari高速化へ

    Appleが中心となって開発しているオープンソースのWebレンダリングエンジン「WebKit」の開発チームは9月18日、JavaScriptエンジンの最新版「SquirrelFish Extreme(SFX)」を発表した。 SunSpiderによるベンチマークテストでは、SFXは6月にリリースした初代SquirrelFishの約2倍、現行のWebKit 3.1の約3倍の速度を実現したという。 SFXでは、バイトコードの最適化、多態インラインキャッシュ、軽量な「コンテクストスレッド」式JITコンパイラ、JITインフラに基づいた新しい正規表現の4つの技術により性能を改善し、高速化を実現している。 開発者の1人であるチャールズ・イン氏が、2.4GHzのiMac上でSFX、Mozilla FoundationのTraceMonkey、Google ChromeのV8をSunSpiderテストで比

    WebKit、新JavaScriptエンジン「SquirrelFish Extreme」発表でSafari高速化へ
  • GoogleノートブックでGTDを実現する

    GTDの利点の1つは使うツールを問わないことだが、実は、GoogleノートブックがGTDに適しているようだ。GTDに役立てる方法を説明する。 【この記事は、2007年5月2日付で米ブログメディア「Lifehacker」に掲載された記事を翻訳したものです。】 個人の生産性を上げる仕事術、Getting Things Done(GTD)のファンたちはGTDをさまざまなアプリケーションで試してきた。たとえばMicrosoft Outlook、テキストエディタ、Gmailなどだ。実は、Google Labsのそれほど目立たないアプリケーション「Googleノートブック」はGTDリストにすぐ追加したり、簡単に処理したりするのにとても適している。 Googleノートブックを使って「受信箱」「プロジェクト」「次にとるべきアクション」「いつかやる/多分やる」リストをうまく管理する方法をお伝えしよう。 まず

    GoogleノートブックでGTDを実現する
  • ITmedia エンタープライズ:ブログ情報伝達を加速するトラックバック、ping (1/5)

    ブログ情報伝達を加速するトラックバック、ping:dev blog/CMS:ブログを支えるテクノロジー(1/5 ページ) ブログの仕組みの中で、比較的理解しづらいと誰もが言うトラックバックやping。何気なく使うこの仕組みを理解すると、ブログアクセサリーや投稿画面の意味が理解でき、トラックバックスパム対策などにも活かせる。第1回はRSSについて。 ブログ新着情報はpingで広報する ブログの世界には、投稿の更新情報を受け取ってリンク集を自動生成してくれる「pingサーバ」が提供されている。 自らのブログを更新したら、有名どころのpingサーバに更新情報を送信する。すると、そのpingサーバのコンテンツ(いわゆるブログへのリンク集)に新着情報として登録されるようになる。これによって、pingサーバのコンテンツを見たユーザーが、自分のブログに訪れてくれることが期待できるのだ。 またブログでは、

    ITmedia エンタープライズ:ブログ情報伝達を加速するトラックバック、ping (1/5)
    okanesan
    okanesan 2008/05/05
    ブログの仕組み、ping、トラックバック
  • 2.4への機能強化で広がるPythonの世界

    関数やメソッドの修飾構文 関数やメソッドの修飾構文の機能向上は、Python 2.4の拡張のうち、目玉ともいえる部分です。この構文については開発者メーリングリストにおいて、長期間にわたって議論が繰り返されました。関数やメソッドに対する修飾機能そのものはPython 2.2から存在していましたが、専用の構文は用意されていませんでした。 たとえば、クラスメソッドを定義する場合、従来はリスト1のように記述していました。この方法はクラスの記述が複雑になったり、メソッドのコード量が増えると、メソッドの定義部分とクラスメソッドとしての登録部分が離れてしまい、可読性が低下する問題がありました。

    2.4への機能強化で広がるPythonの世界