米国の国防総省の先端研究開発を担当するDARPA(Defense Advanced Research Project Agency)が、2010年8月にExtreme-Scale Computing Projectの開始を発表した。2018年に50GFlops/W以上の電力効率を持ち、1筐体で1PFlops以上の処理能力という目標で、この技術ができればExaFlopsのスパコンシステムを作ることができるようになるという技術を開発する。 2018年までの前半の4年間がPhase-1、後半の4年間がPhase-2である。このPhase-1の契約を獲得したのは、それぞれNVIDIA、Intel、MIT、Sandia国立研究所をリーダーとする4つのチームである。なお、DARPAのプロジェクトではPhase-1の成果を審査して、Phase-2では1〜2チームに絞り込むのが普通であり、ハードの開発とい