「AirDrop」サービスに存在する脆弱性を突いてユーザーのApple製デバイスを攻撃する方法を、ある研究者が明らかにした。 今回の報告は、Apple製モバイルOSの最新版「iOS 9」の登場と重なった。米国時間9月16日にリリースされたiOS 9では、この深刻なセキュリティ脆弱性が修正されており、そのためユーザーにとっては、これまでのバージョンからのアップデートが不可欠となる。 9月30日にリリースを予定しているAppleの「OS X 10.11 El Capitan」もこの問題を修正している。ユーザーはできる限り早くデバイスをアップデートするとともに、アップデートをインストールするまではAirDropサービスをオフにしておくべきだ。 オーストラリアのセキュリティ企業Azimuth Securityの共同創設者でセキュリティ研究者のMark Dowd氏は、この脆弱性の存在をデモで示した。