12月12 森山優『日米開戦と情報戦』(講談社現代新書) 7点 カテゴリ:歴史・宗教7点 「なぜ、日本は敗色濃厚な対米戦争に突入してしまったのか?」 これは今まで何度も問われてきた疑問で、多くの論者が論じてきた問題です。その問題には日米英のインテリジェンスという視角から光をあてると同時に、その意思決定の過程を緻密に論じた本。 複雑な意思決定の過程を日米英の視点から細かく追っているので、最初は少し読みにく感じもあるのですが、ある程度読み進めて、各国の意思決定のパターンがつかめてくるとパズルのピースがはまっていくように面白く読めると思います。 目次は以下の通り。 序章 日米は、なぜ戦ったのか 第1章 政策決定とインテリジェンス 第2章 「南進」と「国策」 第3章 独ソ開戦と南部仏印進駐 第4章 対立の深化から破局へ 結論 誰が情報戦の勝利者だったか この本の序章に、「一般的に、日本は先の大戦で
洗髪のサービスを受ける客。台北の理髪店で(2013年7月29日撮影、資料写真)。(c)AFP/Mandy Cheng 【12月13日 AFP】散髪が原因で脳卒中を発症した英国人男性に理髪店から損害賠償として9万ポンド(約1300万円)が支払われた。複数のメディアが13日までに報じた。 2人の子どもの父親であるデーブ・タイラー(Dave Tyler)さん(45)は、散髪から2日後、仕事の商談中に突然倒れ、病院に救急搬送された。その際に医師から、最近散髪に行ったかを質問されたという。 英紙タイムズ(The Times)とメール・オン・サンデー(Mail on Sunday)の報道によると、タイラーさんは、英イングランド(England)南部ブライトン(Brighton)にある自宅近くの床屋「ヘッドマスターズ(Headmasters)」で洗髪と散髪のサービスを受けていた。 医師らは、洗髪の際に首
11月12日に公開されたアニメ映画『この世界の片隅に』が話題を呼んでいる。こうの史代氏の原作漫画のアニメ化となる本作では、太平洋戦争下の日本で“普通”に生きる女性・北條すずの生活が丁寧に描かれる。 公開時点では63館という上映規模で始まったが、口コミを中心に評判が広まり、興行収入3億円を突破し今なお客足を増やし続けている。 本作を手掛けた片渕須直監督は『魔女の宅急便』の演出補などを務めた後、『アリーテ姫』や『マイマイ新子と千年の魔法』を監督したことでも知られている。 前編では、そんな片渕監督に、原作との出会いから、2010年から6年という歳月を費やし、自腹を切ってまでアニメーション映画化に全力を注いだ『この世界の片隅に』への思いについて、お話をうかがった。 ※『この世界の片隅に』作品本編のネタバレを含む内容となります 文:須賀原みち 原作者・こうの史代は「自分によく似た遠い親戚」 ──まず
復活した日活ロマンポルノの第1弾「ジムノペディに乱れる」が東京の新宿武蔵野館と横浜のシネマ・ジャック&ベティで公開されている(各地で順次公開予定)。「世界の中心で、愛をさけぶ」「ピンクとグレー」などの行定勲監督がメガホンを取り、コメディータッチで男女の愛の不可思議を描き出す。 主人公は売れない映画監督の古谷(板尾創路)。植物状態で入院中の妻がありながら、彼の前に入り代わり立ち代わり魅力的な女性が現れ、彼はついつい“行為”に至ってしまう。ところが、1週間が経った時、ある奇跡が起こる……。 「この奇跡、実は僕がよく知っている人に起こった実話なんですよ」と行定監督は言う。「子供心に、僕はそれが『愛の深さ』だと思い込んだんですね」 古谷は鬱屈(うっくつ)を抱えた、単なるさえない中年男だ。しかし、なぜか女性が集まってくる。そのモテぶりがまず妙におかしい。そんな古谷に対し、女の恋人やら何やらが絡んでき
11月12日に公開されたアニメ映画『この世界の片隅に』が話題を呼んでいる。こうの史代氏の原作漫画のアニメ化となる本作では、太平洋戦争下の日本で“普通”に生きる女性・北條すずの生活が丁寧に描かれる。 公開時点では63館という上映規模で始まったが、口コミを中心に評判が広まり、興行収入3億円を突破し今なお客足を増やし続けている。 本作を手掛けた片渕須直監督は『魔女の宅急便』の演出補などを務めた後、『アリーテ姫』や『マイマイ新子と千年の魔法』を監督したことでも知られている。 前編では、そんな片渕監督に、原作との出会いから、2010年から6年という歳月を費やし、自腹を切ってまでアニメーション映画化に全力を注いだ『この世界の片隅に』への思いについて、お話をうかがった。 ※『この世界の片隅に』作品本編のネタバレを含む内容となります 文:須賀原みち 原作者・こうの史代は「自分によく似た遠い親戚」 ──まず
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く