【3月11日 AFP】ベトナムのホーチミン( Ho Chi Minh )で9日、『キングコング:髑髏島の巨神( Kong: Skull Island )』試写会イベント会場で、司会者が共産党員や外交官、著名人らの紹介を行っている最中に火の手があがった。 踊り手の一人が投げたたいまつが、キングコングの人形に燃え移ったとされる。火災の被害はこの人形だけで済んだという。(c)AFP
参考:菊地成孔の『ラ・ラ・ランド』評:世界中を敵に回す覚悟で平然と言うが、こんなもん全然大したことないね 掲載稿が米国アカデミー賞の発表前に書いた原稿なので、結果を踏まえた上で、追補を書くことにした。 と、思っていたら、どういうわけだか、筆者のリアルサウンドでの連載中、最も多いビュー数と、いいね!数を稼いでしまったとか何とかで、有り難いと言えば言えるのだろうが、一度SNSを全部止めてみればわかるが、何が起こっているかわからない。 ただ、数多く俎上に登ったのであれば、これは当然、数多くの支持者と、数多くの不支持者を生んだと思われるが、支持されるにせよ、されないにせよ、何れにしても、この映画に対し、以下の指摘はなかったか、或いは極端に少なかったのではないか? と推測する。 それは何かと言えば「ハッキリ言えなくて気の毒だ、言っちゃえば良いのに」という事だ。 え? なんて言っちゃえば良かったのか、
「非常に危険な状況です。一刻も早く燃料棒を冷やすことです」――。 6年前のあの日、NHK解説委員・水野倫之さんの切実な声を聞いた視聴者は、「この人は信用できる」と思った。水野さんはいまも福島に通い続けている。 問題は何も終わっていない 震災から6年が経ち、福島への関心は日々、薄らいでいるように思えます。月日が経ったのですから、いたしかたない面もありますが、実際には原発の廃炉にしろ、復興の問題にしろ、まだ、何も終わっていませんし、解決していません。 廃炉作業は困難の連続で、今も8万人の方々が避難生活を余儀なくされています。問題は山積しているのです。それなのに大きな変化がないとなかなか注目されない。 事故がどうして起きたのか、その時、何が起こったのか、そして今、何が起こっているのか。それらを伝え続けなくてはいけない……。切り口を変えてみたり、タイミング良く解説するにはどうしたらよいのかと、悪戦
突然ですが、ドラマ、見ていますか? 若年層を中心に「テレビ離れ」が叫ばれて久しいですが、それでも日本には高視聴率をたたき出したり、社会現象になったりするドラマが少なくありません。昨年10月から放送していた「逃げるは恥だが役に立つ」も話題になりましたよね。 日本のドラマが大好きな私、実はギリシャ生まれのギリシャ育ちという、生粋のギリシャ人です。日本人男性と結婚して今は、アテネで通訳や翻訳家、ライターなどをしながら暮らしています。今ではこのように日本語で文章が書けるようになった私ですが、日本語を学ぶきっかけはある日本のドラマでした。 親戚から勧められたそのドラマは、「花ざかりの君たちへ」。カラフルで派手な衣装を着たり、突然歌いだしたり、ギリシャ人から見ると、少し変わったドラマだったので、最初は「この国大丈夫?」と思いました。でも、本当にイケメンパラダイスですぐにハマりました。しばらくいろいろな
(ハヤカワepi文庫・864円) この未来社会も結構いいのでは? 古典的SFの新訳である。ジョージ・オーウェルの『一九八四年』と並べられるディストピアものの代表。 名作だから読んだ方がいいという一般論を超えて、読むべき理由が最近になっていよいよ増しているような、ある意味で恐ろしい本だ。 時代設定は二五四〇年。この時代の社会の記述だけでもうこの小説はほとんど出来上がっている。そこに攪乱(かくらん)の因子が迷い込んで一騒ぎがあるが、たぶんその影響は速やかに消えるのだろう。 この時代、人は母親からではなく瓶の中で培養されて生まれる。一九三二年に書かれたこの話の中でクローン技術は現実のものとなっている。人々はアルファから始まる五段階の階級に分けて生み出され、知力も体格もそれに合わせて調整されている。家族制度はなく、幼時には集団生活。そこでパブロフ的な方法によってこの社会への順応が刷り込まれる。
DOL特別レポート 内外の政治や経済、産業、社会問題に及ぶ幅広いテーマを斬新な視点で分析する、取材レポートおよび識者・専門家による特別寄稿。 バックナンバー一覧 はじめまして。福島県出身、在住の林智裕と申します。 唐突ですが、みなさんは誰かから「人殺し」と言われた経験がありますか? 私は、あります。しかし震災直後に福島で過ごした者にとってそれは特別な経験ではなく、特に食品に関わる人は酷い言われようでした。私の祖父もその一人で、「フクシマの農家は人殺しの加害者だ」との中傷が飛び交うなか「もう早く死にたい」と言いながら衰弱し、ほどなく他界しました。 友人の一人は、震災後のデマを信じて首都圏へ自主避難した配偶者やその実家から「子供を避難させないお前は人殺しだ」と言われたと聞きます。彼はその後離婚し、当時生まれたばかりであった子供と離ればなれになりました。 こうした被害の報道や言語化は「被曝」の陰
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