映画『マーダー・ミステリー』(監督:カイル・ニューアチェック)観賞。★★★★★。 アダム・サンドラーの新作は『影なき男』シリーズの系譜に連なる「おしどり夫婦探偵もの」。今のアダム・サンドラー映画でも脚本がしっかりしていればきちんと面白くなるという好例で、近年のハッピー・マディソン社の作品の中ではダントツに出来が良いのでとりあえず絶賛しておく。アダム・サンドラーの役名が「ニック」でウィリアム・パウエル風の口髭を付けており、「最後に主人公達が関係者全員を一堂に集め、犯人を名指しする」という作りになっていることからも『影なき男』からの影響は明らかだが、彼の妻を演じたジェニファー・アニストンの役名が「オードリー」って、もしかしてオードリー・ヘプバーン→『シャレード』という連想なんでしょうか。『影なき男』も『シャレード』も、どちらも往年のハリウッドの洒落たコメディ風味のミステリー・サスペンス。今回の
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