ロシア大統領府(クレムリン)の塔の一つのそばではためくロシア国旗(2022年2月26日撮影)。(c)Alexander NEMENOV / AFP 【12月31日 AFP】ロシア当局は30日、ウクライナに配属された兵士と国家公務員の所得税を免除すると発表した。ウクライナ「特別軍事作戦」への支持を促す試みの一環。 ロシア大統領府(クレムリン、Kremlin)のドミトリー・ペスコフ(Dmitry Peskov)報道官は、所得税免除は29日夜に詳細が公表された汚職対策法に盛り込まれていると説明した。 対象となるのは、ロシアが完全掌握していないにもかかわらず自国領と主張するウクライナ南部のザポリージャ(Zaporizhzhia)、ヘルソン(Kherson)両州、東部のドネツク(Donetsk)、ルガンスク(Lugansk)両州に配属された兵士と警察官、治安要員、その他の国家公務員。配偶者と子どもも