インタビュー 2017/5/12 13:00 シャマラン監督、批判の声に「落ち込んだりもした」復活のきっかけと脚本術の秘密を明かす 『シックス・センス』(99)をはじめ、衝撃の結末で世界を驚かせてきたM.ナイト・シャマラン監督。23人の人格を持つサイコパスを主人公とした最新作『スプリット』(5月12日公開)は、オリジナリティあふれる彼の鋭いセンスをたっぷりと堪能できるスリラーだ。新作を発表するたびに話題となり、批判を浴びることも多かったシャマラン監督。なんと、『アンブレイカブル』(00)の公開後には「鬱っぽくなってしまった」こともあったとか。どのように立ち直り、今に至るのか。独創性の詰まったストーリー作りの秘訣までを聞いた。 本作は、3人の女子高生を誘拐・監禁した謎の男を主人公に、女子高生たちの恐怖と次第に明らかとなる男の心の闇をスリルたっぷりに描く物語。『アンブレイカブル』と世界観を同じ
角川映画48本を上映する角川映画祭を開催中の角川シネマ新宿で8月13日にトークショーが行われ、大林宣彦監督が登壇。「角川映画は僕にとっての青春」と熱を込めた大林監督が、「いつかおばあちゃんになった知世と映画を撮ります」と『時をかける少女』の原田知世との再タッグを願った。 『ねらわれた学園』(81)では、薬師丸ひろ子を主演に映画を撮り上げた大林監督。「キャメラのすぐ横に立って、『僕の顔を見て芝居しなさい』と言った。それを映画館で上映するとみんな『ひろ子ちゃんが僕を見ている』と思う。これが映画の面白さね。ひろ子ちゃんは大アイドルになった」と観客の心を打った秘訣を告白。 さらに「その後、相米慎二が『女優に育て直す』とやったのがこれ。あいつは大天才だから」と相米監督の才能を絶賛しつつ、『セーラー服と機関銃』(81)について言及。「僕が(薬師丸を)アイドルにして、相米慎二が女優として育て上げた。こん
映画ニュース 2014/7/18 14:07 得体の知れない吸引力を持つ『複製された男』。ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督本人が、その仕掛けを明かす ハリウッドのエンタテインメント作品から、骨太のヒューマンドラマ、アートフィルム寄りの実験的な作品まで。どんなタイプの作品を撮っても一貫した作家性と極上のサスペンス/ミステリー作品としての娯楽性を誇るカナダ出身の俊英、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督。全米初登場1位に輝いた「プリズナーズ」に続いて、同じくジェイク・ギレンホールとのタッグによって生み出された新作『複製された男』は、ストーリーの謎を解くために何度も見たくなるその得体の知れない吸引力が、公開前からプロのミステリー作家や批評家の間で絶賛されている。 「『一回見ただけではわからない』?それでいいのです(笑)。この作品はそれ自体が一つの謎解きのゲームであるかのように作られています。私は人々を困惑させて、挑
10月22日から開催されていた第28回東京国際映画祭が、10月31日に閉幕。コンペティション部門の東京グランプリに輝いたのは、ブラジル映画『ニーゼ』で、残念ながら同部門に出品されていた日本映画3本は無冠に終わった。クロージングセレモニーの後、審査員や受賞者による会見が行われた。 『ニーゼ』は、1944年のリオデジャネイロを舞台に、革新的な治療に挑んだ女性の精神科医の苦闘を描いた実話に基づく感動作だ。13年がかりで完成した意欲作で、主演のグロリア・ピレスの最優秀賞女優賞と合わせて2冠に輝いた。 最初の監督が降りて、その後監督を務めたというホベルト・ベリネール監督は「この話をどうしても世に出したかった。他の監督に撮ってもらうという選択もあったけど、それではサバイブできないと思いました。1回やり始めたらやめられなくなりましたが、少なくとも最後までやって良かったと思いました」と笑顔を見せた。 コン
「007」シリーズ史上最も妖艶なボンドガールになったと評判になっている『007 スペクター』(日本12月4日公開)のモニカ・ベルッチ(51)は、50代という年齢をエンジョイしているそうで、閉経が待ちきれない気分だという。 「歳をとることは全然こわくない」と語ったモニカ・ベルッチ写真:SPLASH/アフロ 「年を取ることは全然こわくないわ。私たちを美しくするのは内面であり、外見とは違うものだわ。もうすぐ閉経が始まると思うけど、それは自然なことよ。病気じゃない。肉体的にはちょっとクレイジーになるかもね。でも数か月後、または一年後には大丈夫になるのよ。自然な人生のプロセスだから不安はないわ」 「私には2人子供がいる。1人目は40歳で産んだし、2人目は45歳の時だった。一年間は母乳を与えたから、4年前まで授乳していたということよ。私は出産からあっと言う間に閉経を迎えることになる。でも、とにかく閉経
M・ナイト・シャマラン監督がスリラー映画に戻ってきた!最新作『ヴィジット』(10月23日公開)で描かれるのは、人里離れた祖父母の家へと訪れた姉弟を襲う不気味な出来事の数々。そして目にするのはシャマラン監督の真骨頂ともいうべき、衝撃の結末。ゾクゾクするような恐怖とともに、どこかワクワクするような面白さに満ちた世界へと誘ってくれる。シャマラン監督に、「描きたいスリラー映画」とはどんなものなのかを聞いた。 主人公となるのは、好奇心旺盛な姉弟。母親の実家を訪れるや、優しい祖父と料理上手の祖母に迎え入れられるが、次第に祖父母の不可解な行動に恐怖を感じ始める。「知らない場所に行くヘンゼルとグレーテルのような感じだね。子どもたちが家を出て、温かくて完璧と思える場所に行くけれど、そこがどんどん恐怖の場所に変わっていくんだ」と童話も着想のきっかけとなった様子。 ドアを引っかいたり、壁に向かって高笑いをしてみ
『シックス・センス』(99)、『サイン』(02)など、唯一無二の世界を紡いできたM・ナイト・シャマラン監督。初めてテレビドラマ制作に挑んだ『ウェイワード・パインズ 出口のない街』の放送がスタート。謎が謎を呼ぶストーリーで、早くも視聴者を釘付けにしている。来日したシャマラン監督にインタビューした。 主人公は、シークレット・サービス捜査官のイーサン。失踪した二人の同僚を捜索中に交通事故に遭い、ウェイワード・パインズという街にたどり着くが、そこは出口のない、脱出不可能な街だったというミステリーだ。街の人々の不穏な行動、時空を超えたかのような展開…。視聴者はマット・ディロン演じるイーサンとともに、“街の秘密”に翻弄されていくことになる。 シャマラン監督は「まず、テレビドラマに出たことがない役者がいい。そして、一時代を築いたアイコン的な存在がいいと思ったんだ」とマットの抜擢について言及。80年代を代
映画ニュース 2014/12/17 23:03 池袋に超大型シネコンが誕生!ガンダム級のスクリーン「次世代IMAX」を導入 シネマコンプレックス・シネマサンシャインを展開する佐々木興業株式会社が、2017年に最新鋭の設備を備えた国内最高峰・首都圏最大級のシネマコンプレックス(名称未定)を池袋東エリアに開業する。12月7日に都内で記者会見が行われ、高野之夫豊島区長、佐々木伸一(佐々木興業株式会社代表取締役社長)、高谷清人(アイマックスジャパン株式会社ジェネラル・マネージャー)が登壇。その概要を明らかにした。 「東池袋1丁目新シネマコンプレックスプロジェクト」と題された本企画。新たに誕生するシネコンは、敷地面積約1837平方メートル、地上15階建ての大型施設。B1〜3階は商業施設となり、4〜15階部分を12スクリーン・約2600席の首都圏最大級のシネコンとして展開する。 大きな目玉となるのが、
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