くまざわ書店など7社の事業会社を傘下に収めた㈱KBCホールディングス(HD)が、4月1日から本格的に稼働する。同HDは1月4日、持株会社として設立され準備を進めていた。「総務部」「人事部」「経理部」「営業推進部」などの本部機能を移管して全社事業を統括していく。 同HDの下にくまざわ書店を配置し、その傘下に㈱くまざわ、㈱神奈川くまざわ書店、東京ブックセンター開発、㈱パペレーリア・イケダ、八王子図書販売㈱を配した。㈱球陽堂は同HD直轄にしている。
来年3月31日、出版物について消費税別の価格表示を認める特例措置が期限を迎える。 消費税を含めた価格の総額表示の手段は、カバーへの記載の他、スリップのボウズへの記載が認められており、引き続き有効となる。 日本書籍出版協会は財務省と協議したうえで、取材に対し「来年4月1日以降から店頭に並ぶ商品には、順次対応する努力義務が生じる。3月31日以前から流通しているものはそのままでよく、返品などで戻ってきたものを再出荷する際に、順次対応してほしい」との見解を伝えている。 また、総額表示についてその他の手段をとりうるか、引き続き財務省と意見交換を重ねていくという。
12月26日、「キノベス!2019」と「紀伊國屋じんぶん大賞2019」を発表した。 紀伊國屋書店のスタッフが全力ですすめる本を選ぶ「キノベス!」の1位には、瀬尾まいこ『そして、バトンは渡された』(文藝春秋)が選ばれた。2位は平野啓一郎『ある男』(文藝春秋)、3位は村田沙耶香『地球星人』(新潮社)。 読者のアンケートをもとに人文書のベスト30を選ぶ「じんぶん大賞」の1位は、木庭顕『誰のために法は生まれた』(朝日出版社)に決まった。2位は倉橋耕平『歴史修正主義とサブカルチャー』(青弓社)、3位は吉川浩満『人間の解剖はサルの解剖のための鍵である』(河出書房新社)。 来年2月1日から全店で両賞のフェアを開催する。
紀伊國屋書店と未来屋書店は2月25日、くまざわ書店は同27日、「月刊コロコロコミック」3月号(小学館)の販売を中止した。紀伊國屋書店と未来屋書店は小学館が同23日、ホームページで在日モンゴル大使館に、同号の漫画「やりすぎ!!!イタズラくん」のなかで掲載されている、チンギス・ハーンの肖像画に下品な落書きが描かれたことによる謝罪を発表したことを受けての対応。くまざわ書店は同26日、モンゴル人の来店客から「雑誌を販売しないでほしい」と直接抗議があったことから、書店員の安全も考え、販売中止を決定した。コミックの回収について小学館では、現在協議中だという。
リブロ池袋本店の最終営業日となった7月20日は、午前中から多くの来店者が訪れた。1階の看板企画「カルトグラフィア」コーナーや、作家・漫画家のメッセージが書かれた地下1階の柱の前に、記念写真を撮る人であふれた。案内係のスタッフに「また、復活してください」と花束を手渡す女性の姿も見受けられた。 閉店時間の午後9時が迫ると、地下1階Aゾーンのレジ前に10メートル以上の長い列ができ、通路にはみ出すほどに。最後の購入者が会計を終えると、リブロの役員、同店スタッフがAゾーン前に整列。三浦正一社長は「本日をもちまして、リブロ池袋本店は最後の営業となります。大変残念ではありますが、いつの日か再び、この創業の地、池袋で再度出店したいと決意しています」と再スタートを宣言。そして、スタッフ全員が100人を超える来店者に「皆様ありがとうございました」と深々と一礼。大きな拍手とともに「お疲れ様」「ありがとう」とスタ
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