今年のBlack Hat Briefingsでベスト・デモを選ぶとしたら、Errata SecurityのRobert Graham氏の「サイドジャッキング (SideJacking)」という声が多い。 同氏はCTOのDavid Maynor氏と共に、「Simple Solutions to Complex Problems from the Lazy Hacker's Handbook」と題した講演を行った。その中で不精(lazy)なハッカーの格好のターゲットとして、Web 2.0世代のオンラインサービスを取り上げた。Wi-Fiホットスポットにおいて、簡単な技術でセッションを乗っ取ることができるという。その危険性を証明するために、実際にその場で会場の無線LANに接続して行っているセッションを"サイドジャック"すると宣言。次の瞬間、講演スライド用のスクリーンに、おそらく観客席の中の1人のも