東京の男が、京都の女性のパソコンを遠隔操作で“支配”し、個人情報を盗み出していた事件で、犯行に使われたものと同じ遠隔操作ソフトを2台のパソコンにインストール。京都府警サイバー犯罪対策課が、左側のパソコンから右側のパソコン内に保存されている画像も開くことができることを実演した 「セキュリティーソフトを入れてあげる」。インターネットで知り合ったばかりの男の申し出に安易に応じたことが、1週間に渡る恐怖の始まりだった。指示されるまま自分のパソコン(PC)に「遠隔操作ソフト」をインストールし、パスワードも教えた女性。女性のPCを遠隔操作で“支配下”に置くと男は態度を一変させた。「(個人情報を)中国に送ったる。何人も自殺に追い込んできたんや」「カメラの前で服を脱げ」。東京からネットを通じ女性に複数回に渡って裸になるよう強要した男が使ったのは、ウイルスでもなんでもない、市販の遠隔操作ソフトだった。「親切
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