新型コロナウイルスのワクチンや治療薬の開発が世界中で進んでいる。しかし、現状、ワクチンや確立された治療薬がない今、新型コロナと闘うには免疫力をつけることが重要だ。 免疫力を高める栄養素の1つにビタミンDがあるが、ビタミンDの濃度と新型コロナによる死亡率の関係性について、欧米で、新たな研究結果が次々と報告されている。 Aging Clinical and Experimental Research(生物老年学や神経科学、疫学の研究機関)が発行するジャーナルに発表された研究報告によると、ビタミンDの平均濃度と新型コロナの感染率や死亡率の間に相関関係があることがわかったのだ。 ビタミンD濃度が低い国では死亡率が高い イギリスのアングリア・ラスキン大学とクィーン・エリザベス病院キングス・リン国民保健サービストラストが行なったこの研究では、ヨーロッパ20カ国を対象に、ビタミンDの平均濃度と新型コロナ
ケイト・ウィルヘルムの代表長篇。単行本刊行の翌年(1977年)にはヒューゴー賞とローカス賞を受賞している。1982年にサンリオSF文庫から邦訳が出たものの、ほどなく絶版。若い読者にとっては「名のみ聞く名作」となっていたので、こんかいの復刊は好企画だ。 この作品が扱っているのは、同調圧力によって支えられた奇妙な全体主義社会である。しかし、ストレートに「ディストピア小説」だとは言いにくい。そもそも同調圧力かどうかは受けとる者しだいであって、すべての者が同調するなら、それは人間社会ではなく蜜蜂や蟻のコロニーに近い。 はじまりは世界的な環境破壊や感染症の蔓延だった。農業・漁業がダメージを受けて食物供給が減退し、他の物資もまたたくまに不足、経済は崩壊する。この人類存亡の危機に際し、サムナー家の祖父は一族が暮らすシェナンドア川の谷に研究所を設立した。研究の眼目は人間のクローニングだ。若き生物学者デイヴ
最近の若い世代の人たちは自宅に戻ってもスマートフォンしか使わない、なんて話もよく聞きます。しかし今のご時世のように家にこもる時間が長くなると、中古や安いノートPCを買ってきて多人数でオンライン飲み会をやるとか、あるいはゲーム専用機でネット経由の対戦ゲームをする、なんて機会も増えるでしょう。そのためにも自宅に光回線などがあると便利ですが、室内工事が必要など契約するのも面倒です。 今では4G回線を使った据え置き型のWi-Fiルーターも多数あるのでそれを使うのも手ですが、通信速度は光回線には及びません。しかし5Gが実用化されれば高速なギガビット通信が手軽に使えるようになります。 日本ではドコモが5G対応のWi-Fiルーター「Wi-Fi STATION SH-52A」を発売予定で、これがあればもう光回線の契約は不要になるかもしれません。とはいえ、まだ5Gが使えるエリアが少ないので、一般的な商品にな
切れ味鋭い書評で知られる豊﨑由美さんは、文字どおり本に囲まれて暮らす読書好き。2LDKの仕事場と3LDKの自宅があり、両方の壁という壁が本棚で、床にも所狭しと本が積まれているという。いったい月に何冊読むのか。尋ねると、「私はそんなに多くないです。エンターテインメント系の書評家には月に30〜40冊読む人もいますが、私は12〜20冊くらい」。 豊﨑さんの専門は、海外の主流文学や日本の純文学。難解な作品もあり、さっとは読めない分野である上、読書については持論がある。 「本は、たくさん読まなくてもいいんです。深く、丁寧に読むべきです。仕事で資料の数を当たらなければいけないような人以外、早く読む必要もありません。どの本も、時間をかけ、大変な思いで書かれているのですから」
<フィンランド政府は、2017年から2018年にかけてベーシックインカムの社会実験を行い、このほど一連の研究成果をまとめた最終報告書を公表した......> ベーシックインカム(UBI:基礎所得保障)とは、政府がすべての国民に対して最低限の生活を送るのに必要となる金銭を定期的に支給するという政策である。 フィンランド政府は、2017年から2018年にかけてベーシックインカムの社会実験を行い、2020年5月6日、一連の研究成果をまとめた最終報告書を公表した。 失業手当受給者を対照群に心身の健康、幸福度などを分析 この実験では、2016年11月時点での失業手当受給者のうち、無作為に抽出した25歳から58歳までの2000名を対象に、2017年1月から2018年12月までの2年間にわたって毎月560ユーロ(約6万5520円)を支給した。なお、この期間中、就職や起業で収入を得ても、この支給額が減らさ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く