ふと適当にググっていると、「ベルクマンの法則」という、少し聞き慣れないものにぶつかりました。 ベルクマンの法則とは一体なにか。 「同じ種類の生物であれば、寒い地域にすんでいるほうが体が大きい」 平たく言ってしまえばこういうことです。 これは、体温の維持にかかわる体長(身長)と表面積の関係とされています。 恒温動物は、体温を調節するために体の表面から熱を放出し、体温を下げます。 しかし、寒い地域では、できるだけ体温が下がるのを防がなければいけないので、熱の放出を抑えなければいけません。 発熱量は身体の体積(立法メートル)に比例し、熱を失う速度は表面積(平方メートル)に比例するとされています。 よって、体積が広い方がより熱を産み、表面積が狭い方が熱を放出する働きをより抑えることができます。つまり、「寒い地域で生きるには体の大きいほうが適している」ということになるのです。 欧米人は、若い時は目が
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