root権限の場合のパスは各ディストリビューションのコンパイル時のオプションに依存します。一方で一般ユーザの場合は、システム設定ファイルでデフォルト値を変更しない限りは、どのディストリビューションでも図のようになるはずです。 テンプレートファイルに関しては、root権限用、一般ユーザ用という区別はなく同じテンプレートを使用しますので、一般ユーザ用のテンプレート置き場は存在しません。 一般ユーザでコンテナを利用する場合のLXCの設定 ネットワークインターフェースの設定 第16回で説明したように、一般ユーザでコンテナを扱うためにユーザ名前空間を作成すると、名前空間内でネットワークインターフェースを作成するといった特権が必要な操作は名前空間内のrootユーザで行えます。 現時点では一般ユーザ権限で起動したコンテナと外部の通信をする際は第6回で説明したvethインターフェースを使う必要があります。