食材の重量や容量を量ることは、料理レシピで初めての料理を作るときの助けになるだけでなく、食材の使い過ぎを防ぐためにも大切です。でも、大さじと小さじでレシピ通りに作ったのに、しょっぱかったり、甘過ぎたりすることも…。そこで、料理用の計量スプーン「大さじ・小さじ」について調べました。 形状も材質もさまざまな計量スプーンの中から、大さじ(容量15ミリリットル)と小さじ(同5ミリリットル)各10種を選び、水と食塩、薄力粉、サラダ油を4人で5回ずつ測定しました。量り方は、水やサラダ油などの液体は盛り上がるくらい、塩や小麦粉などの固体はすり切る、という料理の基本に従いました。 測定結果をまとめました。「基準重量」は栄養計算の際、一般的に用いる重量です。「最少量スプーン」「最多量スプーン」は、測定した10種類のうち、平均値が最も少なかった、最も多かったスプーンで、その平均値と基準値との差を記しました