Part1では,まず「スパニング・ツリーとは何か?」を知り,「どこで何のために使う機能なのか?」といった背景を理解しよう。スパニング・ツリーがネットワークに欠かせない理由を確認する。 イーサはループがないのが大前提 スパニング・ツリーとは,LANのネットワーク上でやりとりしているデータ(MACフレーム)が永遠に回り続けることを防ぐLANスイッチの機能である。LANスイッチでスパニング・ツリーを有効にしていると,もしネットワークがループ構成になっていても,LANスイッチがポートを自動的にブロックし,論理的にはループのない構成を作ってくれる(図1-1)。 なぜ,LANのネットワークをループのない構成にする必要があるのか。 そもそもイーサネットLANは,1本のケーブルをみんなで共有することを前提に誕生した。ネットワークにつながっている各端末は,常にケーブル上を流れるデータを確認して,自分あての通
品質という言葉の意味 測定との関係と視点 品質の種類 基本的な考え方 ソフトウェア品質特性 機能性品質特性の品質副特性 信頼性品質特性の品質副特性 使用性品質特性の品質副特性 効率性品質特性の品質副特性 保守性品質特性の品質副特性 移植性品質特性の品質副特性 利用時の品質とは 俯瞰 まとめ 品質という言葉の意味 「品質」という言葉は、我々の世界ではよく使いますが、 品質とは何でしょう。 品質が良い/悪い、と言ったり、 品質を上げる、と言ったりしますが、 これがどんなものなのか、明確に認識しているでしょうか。 いろいろな人の話を聞いていると、 意外と認識が一致していません。 人によっては、検証の結果を見て言います。 「このモジュールは品質が悪いね」と。 人によっては、プロジェクト開始前に言います。 「前回のような品質問題は起こさないようにしよう」と。 人によっては、常に使います。 「品質を測
リスク分析・評価のプロセスで順位付けられたリスクは、その優先順位に基づき、対策を進めていくことになります。 リスク対策には大きく分けて、下記の4つの方法があります。 リスク回避 リスク低減 リスク移転 リスク保有 それぞれの対策が適するリスクを、先ほどのリスクマトリクスに当てはめると、おおよそ以下の通りとなります。 少しいびつな形をしていますね。 教科書的には、マトリクスをきれいに4分割し、右上に「回避」、右下に「低減」、左上に「移転」、左下に「保有」と表示するのですが、実務上は、その通りにはなりません。 企業それぞれのリスク特性によって上の配分は変わりますが、抱えるリスクの1/4を保有できるような企業はほとんどないでしょうし、リスクの1/4を回避してしまえば、事業そのものが大幅に縮小もしくは事業が成り立たなくなってしまいます。 このプロセスでは、リスクの特性と、かかるコストを睨みつつ、
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