英語を学ぶのでなく英語で学ぶ−。こうした理念を掲げて誕生した「ぐんま国際アカデミー(GKA)」。開校から五年目を迎えた二学期のある日、同校を訪ねると、運動着姿の子どもたちが校庭で英語で数を数えながら体操していた。 校舎内を歩くと、聞こえるのはほぼ英語だけ。国語と社会以外の授業は英語で行われている。理科の授業では、子どもが先生と自然に英語で話しながら実験器具を操作していた。上級生の校舎の廊下には「English Zone(日本語禁止)」の張り紙。日本語をまったく使わないというほど徹底はされていないが、英語力は確実に上がっているという。