ホーム » エッセイ » 【 この6ヵ月間で最悪の流出量、福島第一原発で再び高濃度汚染水が流出 】[ニューヨークタイムズ] ベータ線を出す放射性物質は2億4,000万ベクレル、過去最高の濃度 汚染水の保管、進まない事故収束、未解明の毎日数百トンに上る汚染水の流れ込み実態 マーティン・ファクラー / ニューヨークタイムズ 2月20日 東京電力は20日木曜日、福島第一原発内の数百基の地上タンクの内のひとつから、過去最高濃度の放射性物質を含む汚染水約100トンが流出したと発表しました。 その流出量はこの半年間で最悪のものです。 東京電力は汚染水漏れは19日水曜日に発見され、翌日に止めることが出来たと発表しました。 そして発生個所は海からは遠く、これまでの汚染水漏れ事故同様、太平洋に流れ込む可能性は無いと語りました。 しかし今回の事故は、福島第一原発の現状が、汚染水の保管と事故収束・廃炉作業に非常