安倍総理大臣は衆議院予算委員会の集中審議で、「格差を固定化させず、許容しえない格差が生じない社会の構築が重要だ」と述べ、税制や社会保障など、所得の再配分機能の在り方を検討していく考えを示しました。 この中で、民主党の長妻代表代行は、格差の問題に関連して、「日本の税による再分配機能は、ほかの先進国に比べて強いほうなのか、弱いほうなのか」とただしました。 これに対し、安倍総理大臣は「格差の固定化はしてはならない。同時に、許容しえない格差が生じない社会の構築が重要だ。再配分機能は税だけではなく、例えば、社会保障の給付なども合わせて見る必要がある」と述べました。 そのうえで、安倍総理大臣は所得の再配分機能の在り方について、「再配分機能の回復を図るため、所得税の最高税率を引き上げ、給与所得控除や金融所得課税、相続税の見直しなどを随時、実施しているが、経済、社会の構造変化も踏まえながら、税制を含めてよ
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