ブックマーク / hakaiya.com (8)

  • 機動警察パトレイバー:Lの悲劇 « 破壊屋

    機動警察パトレイバーのアニメ版は全部で70エピソードあるんだけど、パトレイバーファンに「一番好きなエピソードは?」って聞くと様々な答えが返ってくると思う。 俺が一番好きなのはミステリー系のエピソード『Lの悲劇』で、内容はこんな感じだ。 銃による悲劇の始まり ある夏の日、銃を持った犯人たちによる立てこもり事件が起きた。パトレイバー第二小隊の太田は犯人に対してブチ切れてしまい、リボルバーカノン(レイバー用の超大型拳銃)をぶっ放してしまう。犯人たちは無事だったが、立てこもり現場はどえらいことに。 第二小隊の後藤隊長は呆れ果てて言う 「お前たちは地方公務員だぞ、自閉症児や不良少年が主人公のロボットアニメじゃないんだぞ」 銃で大失態を犯しても全く反省の無い第二小隊のメンバーは、富士の裾野にあるレイバー隊員養成学校(通商:レイバーの穴、タイガーマスクのパロディ)での再訓練を命じられる。 ズドーン! 心

    omi_k
    omi_k 2014/03/23
    ファミ劇で久しぶりに観たのでブクマ / まあパトの全エピソードでいちばん好きなのはあたしゃ「二課の一番長い日」ですが
  • 「死ぬ前におっぱいが見たいです」「いいわ見せてあげる」戦火のナージャ « 破壊屋

    戦場で両足吹っ飛んだ兵士が、その場で女性衛生兵に「おっぱいを見せて」とお願いして拒否されたというニュースが世界的な話題になった。 断られたのは当然だと思う。ところで映画『戦火のナージャ(2010)』では全く同じシーンがある上におっぱいを見せる。今回はそのシーンを解説するけど………そのシーンはネタバレに直結なので以降は完全ネタバレになる。 『戦火のナージャ』は続編映画だ。第一作『太陽に灼かれて(1994)』はアカデミー賞とカンヌの両方を受賞したロシア映画の傑作。舞台は1936年のソ連で、ドミトリという男とソ連の英雄コトフがスターリンの粛清に巻き込まれる一日を描く。 いきなりだけど『太陽に灼かれて』のネタバレ。ラストシーンでドミトリは手首を切り、コトフは粛清されて終わる。が、20年後の続編『戦火のナージャ』はドミトリもコトフも実は生きていた!という設定だ。何じゃそりゃ。なんでそんな続編を作って

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    omi_k 2013/04/08
  • 違いのわかる男(かぞくのくに) « 破壊屋

    2012年のキネ旬ベスト邦画が『かぞくのくに』になった。ヤン・ヨンヒ監督の自伝的映画で、北朝鮮から病気の治療のために日にやってきた兄との物語だ。 この映画で意味がわからなかったシーンがあった。兄を監視するために北朝鮮の怖い監視員がついて来るんだけど、その監視員が妹が働いている喫茶店でコーヒーにクリームと砂糖をガバガバ入れる。俺はこれを「北朝鮮ではクリームと砂糖が高級品なのかな?」と考えた………けど何か違うと思った。で、ツイッター上でヤン・ヨンヒ監督に質問したら答えてくれたことがある。元ツイートは中盤のシーンの詳細が「ネタバレ」として書いてあるけど、たいしたことないので読んでも大丈夫です。 @hakaiya 『かぞくのくに』。ブラックで飲める美味しい珈琲って”先進国”での事で。イクチュン演じたヤン同志は珈琲を飲む習慣が無い人というキャラクター設定。でも珈琲屋の家で出された珈琲を一生懸命飲ん

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    omi_k 2013/01/14
  • ビビる大木の火曜Wanted!!に出演します « 破壊屋

    大変急な告知になりますが、11月13日の日火曜日にビビる大木さんのラジオ生放送「TBS RADIO 954 kHz │ ビビる大木の火曜Wanted!!」に出演させて頂くことになりました。テレビはニュースとお笑い番組とトリビアの泉とタモリ倶楽部しか見ない俺にとっては、ビビる大木さんは超有名人なのでお会いできるだけでも大変光栄です。ラジオ番組のテーマは以下のとおりです。 次回、11月13日の『大木ちゃんに教えてあげて』のテーマは、 『絶対に観なくていい映画教えて!!』 「時間を返せ!」と言いたくなったあの映画。 「後味悪すぎ・・・」観なきゃよかったあの映画。 そんなみなさんの観て思わず後悔した映画! あなたの『絶対に観なくていい映画』を教えてください。 bibiru-w@tbs.co.jpまでお待ちしております!! そういえば『新しいを買わなくちゃ』もコケたことだし、ラジオでは同じ北川悦

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    omi_k 2012/11/14
    聴いた / お疲れ様でした / 次はぜひウィークエンドシャッホーの23時台に
  • バトルシップ « 破壊屋

    バトルシップ 宇宙戦艦に立ち向かう男(バカ)の背中! 最高のバカ映画 この映画は大スクリーンで観ろ!じゃなきゃDVDで何か他のことしながら適当に観ろ!と言いたくなるほど豪快かつ単純で中身の無い映画だった。DVDが発売されるということなので、ストーリーを最後まで紹介しますが、いかんせん観たのがだいぶ前なのでかなり省略してます。 状況説明 映画が始まるといきなり小学生SFのような以下の字幕が出てくる。 「地球外生命体を探すために5倍強い電波を発信するビーコンプロジェクトが始まった」 次に科学者が出てきて 「例えば地球外生命体がコロンブスで、俺たちが先住民だったら?」 と言うので、この映画の状況説明は完了した。こうして宇宙人と地球人が戦うのだ!便利だなぁ、先住民虐殺の歴史って。 ハワイでニート ハワイに住むとある兄弟。兄:ストーンはアメリカ海軍の立派な軍人という死亡フラグが立っている男。弟:アレ

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    omi_k 2012/09/05
    肩が凝らないし(お兄さんの報われなさ以外は)後味の悪さのない、いい娯楽映画だった / まあエイリアンは気の毒を極めたけど
  • 日本を支配した中国を宗教で倒せ!『ファイナル・ジャッジメント』 « 破壊屋

    2004年に解散したスポーツ平和党とドッコイドッコイだぞ。 あと、世界中がネットで繋がる描写だけど、ネット上の動画に出てくる外国人たちはきっと稲川素子事務所の人たち。 こうして正悟は中国に支配された日人の心を救うべく、地下布教活動を活発させる。正悟に触れられた車イスの少女が立ち上がるなど、正悟はキリストのような力を発揮する。 裏切り、そしてROLE壊滅 正悟の布教活動中に中国軍が攻めてきた。正悟は逮捕されてROLEは壊滅する。リンが裏切ったのだ。 リンは最初からスパイ目的で近づいていたのだ。リンはラオ・ポルトの義理の娘であり、手柄を立てて中国の党幹部になるのが目的だった。 オープニングでリンは神様への祈りをしたために、両親が殺された。だからリンは宗教を信じなくなっていたのだ。 ROLEの主要メンバーは憲三と五反田の消防団が中国軍と戦ってくれたおかげで脱出に成功した。 正悟が処刑されること

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    omi_k 2012/06/07
    ベクシルより面白そう とくにリンが裏切る展開はなかなかいい
  • 一枚のハガキ « 破壊屋

    2011年のべスト日映画 一枚のハガキ【DVD】 俺の2011年のベスト日映画は『一枚のハガキ』なんだけど、キネマ旬報のベスト日映画でも『一枚のハガキ』が選ばれて嬉しかったので、それを記念して今回はこの映画について書きます。 映画の内容 いきなり何だけどあんまりオススメできる映画でもない。映画の設定は陳腐で… 主人公(豊川悦司)が戦友(六平直政)から預かったハガキを、未亡人となってしまった彼の(大竹しのぶ)に届ける というもの。映画の内容はいかにもキネ旬が大好きそうな映画で、上映時間の半分は農村にある寂れた家の会話のみ。『美しい夏キリシマ』とか『キャタピラー』みたいな農民目線の反戦映画ってキネ旬大好きだよねぇ。まあそれでも俺が『一枚のハガキ』を高く評価する理由はたくさんある。 笑える悲劇 劇中で夫の戦死を「滑稽なこと」として演出しているのに感心した。村人たちの万歳三唱と共に戦地へ行

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    omi_k 2012/02/07
    名レビュー
  • トランスフォーマーVS原発 « 破壊屋

    トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』には原発ネタが二つ出てくる。両方とも序盤の状況説明のシーンだ。 一つはチェルノブイリで、オートボット(正義のトランスフォーマー)たちとアメリカ軍はチェルノブイリに行く。人が住めなくなった死の街の描き方はだいぶ大げさだが、彼らを案内するウクライナの役人が言うセリフ「私はここで家族を亡くした、私も被ばくしている、もう手遅れなのでマスクはしない」というセリフが重い。チェルノブイリ内で登場人物たちは事故とロボット生命体の間に隠されていた真実を知るという展開になっている。アメリカ人は「歴史的モニュメントに隠された秘密」「あの事件の真相は!」といった陰謀めいた話が大好きだけれど、チェルノブイリ原発を使うのは珍しいね。 だけどもう一つの原発の描き方は衝撃的だ。オートボットが原発をガンガン攻撃しているのだ。オートボットが攻撃する理由は「そこが違法な原子力施設(I

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    omi_k 2011/09/05
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