ブックマーク / dain.cocolog-nifty.com (10)

  • 「論理トレーニング101題」はスゴ本

    東大教授が新入生にオススメする100冊」に、必ず登場する名著。 書は、安直ビジネス書に群がり、カモにされているカモリーマン向けではない。週末にナナメ読んで、「なんとなく分かった気分になる」自己満足を目指していない。1問1問、エンピツとノートを準備して、101問すべてに取り組むべし。「解説書なんかいくら読んだって論理の力は鍛えられない。ただ、実技あるのみ」のとおだ。やれば、やった分だけ向上する。 大きく2部に分かれており、前半は、接続詞に注意して正確に議論を読み取り、その骨格をつかまえるトレーニング。そして後半は、演繹と推測の適切さを論証し、さらに論証を批判的にとらえる訓練をする。すべて、①練習問題→②自力で解く→③解説と答えあわせのくり返し。章末に、ちとムズめの問題が待ちかまえており、③の理解を確かめることができる。200ページたらずの薄手のなのに、中はどろり濃厚で、「飛ばして」「ナ

    「論理トレーニング101題」はスゴ本
    omine3
    omine3 2010/10/10
    いや。普通にムズすぎる。論理トレーニング101題。でもいいトレーニングになるね
  • 子どもに何をすすめるか、悩める親への福音「自然とかがくの絵本」

    「わが家にとって」最高のブックガイド。 わたしはが好きだ。図書館Amazonもリアル書店も、子どもを連れてよく出かける。そのせいか、子どももが好きだ。「かいけつゾロリ」「デルトラクエスト」「サーティナイン・クルーズ」と、全読する根性は見上げたものの―――すべて物語系。もちろん「おはなし」も大切なのだが、この世界に現実にあることにも興味を持ってほしい。さもないと、妄想話ばかりウツツを抜かすわたしのようになってしまうぞw これではイカンと「理科読をはじめよう」からいくつか選んでみる(わたしのレビューは子どもじゃなく大人が楽しむ「理科読をはじめよう」)。結局、タイトルどおり、ハマってしまったのは、このわたし。子どもはお義理で「ふーん」という顔をしているものの、すぐコロコロ(今度はマンガだ)に戻ってゆく。 わたしが感心するからといって、子どもが喜ぶとは限らない。 ……という、非情にアタリマエ

    子どもに何をすすめるか、悩める親への福音「自然とかがくの絵本」
    omine3
    omine3 2010/06/30
    学校ではしっかり教えないといけないので難しい。そう考えると親が子供に何を与えるかっていうのは大きいなぁ
  • 子どもじゃなく大人が楽しむ「理科読をはじめよう」

    理科読(りかどく)とは、科学系のを読もうということ。 「子どもの科学離れ」と言われているが、科学離れしてるのはオトナだよね?「理解できないもの=不必要なもの」と硬直思考→切捨てるシワケ人ならぬタワケ人がいるが、とうに不安を通り越している(だいじょうぶかニッポン)。とはいうものの、わたし自身が好むは、小説をはじめとした、いわゆる「物語」だ。科学やドキュメンタリーは、なかなか手を出さない。その影響か、わが子が手にするのは、「ゾロリ」「デルトラ」「サーティナイン・クルーズ」と見事なまでに物語ばかり。 これではいかんと思うのだが、何を読めばいいのやら皆目わからん。福音館書店の月刊「こどものとも」シリーズは素晴らしかった。ストーリー/サイエンス/ヴィジュアルとバランスの取れた配をしていたので、大変ありがたかった―――のだが、いかんせん幼児・低学年向けなのだ。中高生になれば自分で選べる(選ぶ)

    子どもじゃなく大人が楽しむ「理科読をはじめよう」
    omine3
    omine3 2010/05/29
    理科に興味を持ってもらうために
  • 「怒らないこと」はスゴ本

    怒らずに生きるための一冊。 自分を壊さないための怒り方として、[正しい怒り方]を書いた。この記事がきっかけになって、書に出会う。著者はスリランカ上座仏教の長老で、アルボムッレ・スマナサーラという。「怒り」に対する考えや姿勢を、わたしの記事なんかよりも、ずっと分かりやすく・直裁に具体的に紹介している(誓っていうが、これをタネにしてませんぞ)。怒りのない人生が欲しい方へ強くすすめる。わたしにとって、「それなんて俺」的な確認のための読書となった。次にわたしが「怒る」とき、よりその質を観ることができるだろう。 ■ 「怒り」について、誰も知らない 最初に著者は挑発する、「怒り」について誰も知らないと。「怒るのは当たり前だ」と正当化したり、「怒って何が悪い?」さもなくば「怒りたくないのに、怒ってしまう」という人は、自分にウソをついていると断言する。「当は怒りたくない」なんて言い訳して、ホントは

    「怒らないこと」はスゴ本
    omine3
    omine3 2010/04/07
    怒りとは何か?その問いについて考えさせられるほんだな
  • 正しい怒り方

    子どもに「怒り」を教える話。 わたしの息子は怒りっぽい。理由は至極かんたんだ、わたし自身が怒りっぽいから。無茶な割込みをかけるセルシオに怒鳴り、脱税は謝りゃいいんでしょと嘯く政治家は○ねと呪う。教える親こそ未熟者だね。 ささいなこと……計算ミスに気づいたり、誤字を指摘されたりすると、ムキーとなる息子に、「ガマンしろ!」と叱りつけそうになって、ハッと気づく。これは、わたし自身が小さい頃からいわれ続けてきたこと。そう、怒っているときに「怒るな」と強要されることほど理不尽なことはない。だが、わたしは言われ続けた。我慢しなさい、お兄ちゃんなんだから。こらえなさい、もう高学年(中学生、高校生)なんだから、恥しいことだと分かるでしょ? その結果どうなったか?自分の「怒りの感情」とは、抑えるべきもの、こらえるべきものだと教えこまれた。怒りとはウンコのようなもので、適切な場所で排出する以外は、その兆候を漏

    正しい怒り方
    omine3
    omine3 2010/04/02
    もうぶちまけてしまう私には関係ないかも
  • マクニール「世界史」はスゴ本

    800ページで世界史を概観できる名著。 「シヴィライゼーション」という文明のシミュレーションゲームがある。暇つぶしのつもりで始めたのに、暇じゃない時間まで潰されてしまう危険なゲームだ。マクニール「世界史」もそう。それからどうなる?なんでそうなる?に次々と答えてくれる書は中毒性が高く、読むシヴィライゼーションといってもいい。 ゲームのように面白がれないが、ゲームのように熱中して、マクニール「世界史」の最新完訳版を読む。世界で40年以上にわたって読み続けられており、blog/twitter/tumblr でスゴいスゴいと噂には聞いていたが、たしかに素晴らしい。何が良いかっていうと、「眠くならない歴史」であるところ。 話は少しさかのぼる。流行に乗っかって教科書開いたはいいが、あれだね、睡眠導入剤として最適だね、山川世界史。パブロフのなんちゃらのように、開いた途端、急速に眠くなる。「メソポタミア

    マクニール「世界史」はスゴ本
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    omine3 2010/03/06
    「ねむくならない歴史」いいなぁ
  • スゴ本100

    いつのまにか1000エントリ超えてたので、ここらで100に絞ってみる。 このblogで「スゴ」認定されたもの、企画「この○○がスゴい」で挙げられたものを、100にまとめてご紹介。順序適当、偏見なし、ビジネス、サイエンス、エロマンガ。ブンガク、ビジュアル、なんでもアリ、啓蒙、アダルト、劇薬なんでもござれ。「ノンフィクション」、「フィクション」、そして「劇薬系・成人指定」の三立てでご紹介。番号は便宜上つけたものなので、ランキングにあらず。 こんなにスゴいに出合えたのは、すべてあなたのおかげ。いいはたくさんあるのだが、全部読んでるヒマもないし、探している時間も足りない。だからわたしは、スゴいを読んでいる「あなた」を探す。あるいはこのblogにやってきた「あなた」の言を待つ。そうしたツッコミやアドバイスをいただき、とても感謝しています。 この100リスト全て鉄板モノだが、「それをスゴ

    スゴ本100
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    omine3 2009/10/06
    いろんな分野の本。わんさか
  • 大学教師が新入生にすすめる100冊

    恒例の100冊リスト。 ただし、これまでの趣向を外した。「ベスト100ランキング」は楽しいが、変わりばえしない。毎年似たような「ベスト100」をヒネり出すのも飽きた。ホントのところ、「大学新入生」と銘打っているものの、わたしのためのブックリストなのだ。読んできたやつ、未読のやつ、読みたいやつを抽出したりふり返るためのきっかけなのだから。 だから、今回はランキングをしない。母体のリストは、「大学教師が新入生にオススメする」なんだけれど、そこからの選出はわたしの手になるもの。今までのリスト作成の過程で知り合えたものや、「読まねばリスト」に追加したもの。積読山に刺さったまま、課題と化しているものを中心に100挙げた。 もちろんこの100冊を参考にしてもいいし、母体リストから自分専用の一覧を作ってもいい。母体のリストは三千弱になるが、元となったのは、以下のリスト。ブックガイドは多々あるが、「大学

    大学教師が新入生にすすめる100冊
    omine3
    omine3 2009/05/23
    一冊一冊が非常に興味深い
  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: オンナの建前からホンネを見抜く10問

    男性のコミュニケーション能力の低下に起因するモテ格差は、今に始まったことではない。書があったなら、どれほど楽できただろうに… と、わたしも思っているから。 つまり、オンナの発言の真意をくみ取れず、カン違いや軋轢を引き起こす鈍感男がモテない一方で、女性言語の読解に長けた一部のヤリチンの草刈場が現代の恋愛市場なんだ。来る格的恋愛格差社会に備え、「オンナの建前<―>音翻訳辞典」で保険をかけておくことをオススメ。 問題を10問、用意した。オンナの発言のタテマエを見抜き、音を当てて欲しい。デキる人は正答率10割だろうし、鈍感男なら1問だってムリ(解答・解説は反転表示)。解説はアレンジしてあるが、書の方がおもしろい(かつエゲツない)ことを申し添えておく。 問1 : 「かなりこだわってるよね」、または「詳しいんですね」 答1 : 「ウンチクはもうやめて」 趣味の話題などで、こちらがトウトウと説

    わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: オンナの建前からホンネを見抜く10問
    omine3
    omine3 2008/10/08
    うん…
  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 夫婦生活で学んだ7つの心得

    嫁さんと子どものおかげで、今のわたしがいる。 これは冗談でもなんでもなく、わたしが死なずにこれたのは、嫁子のおかげ。かなりアレな人だったからね、わたしは。 ここでは、いい夫婦を続けるために、わたしが身をもって学んだことを書く。ただし、子ども関連は省く。子ども因子はとてもデカいし、別シリーズで書いているので。最重要は「■1 感謝大事」に尽きる。これが欠けていると他に何をやってもダメ。忙しい人はそこだけ読めばOK。 ■1 感謝大事 「ありがとう」は魔法の言葉。ドラマや小説で手垢にまみれた「愛情」なんかより、「ありがとう」の一言がよっぽどリアル。あるいは、アイラブユーとサンキューは一緒。 いや、斎藤一人のまわしものじゃないってば。流行のスピリチュアルや引きよせの法則じゃなくって、夫婦生活で実質的に使える。例えば口論で自分の主張を伝えたいときに言い添える。「△△をしてもらってて、いつもありがたいと

    わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 夫婦生活で学んだ7つの心得
    omine3
    omine3 2008/10/04
    夫婦が長続きするコミュニケーション術
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