「進歩とは指数関数的なものだ」とはよく言うが、この指数関数は2つのパターンがある。 先へ進むほど段々と効能が下がっていくもの、たとえば何かの練習をしたとき最初は1時間2時間でグイグイ成長していたのがやがて100時間鍛えてもプラトーが終わらなくなるようなタイプの指数関数。 反対に最初はあまり進まなかったものが途中からドンドン倍々ゲームにインフレしていく、バイバインのような加速度的な増加を起こす指数関数。 そして多くの進歩はこの二つの進化関数が重なりあっている。 つまり、ある部分においてはだんだんと効能が落ち、ある部分においては突然急加速が起きる。 今のAI絵師は一見すると加速的な指数関数が先に起きてから、減速気味な指数関数へと移行したようにも見える。 だが、私はそうは思わない。 今いる場所は単なる一時的なプラトーでしかなく、そのプラトーに滞在する間もAI進歩の倍々ゲームは物凄い勢いで進んでい
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