ブックマーク / gendai.media (61)

  • 自己啓発本はなぜクソなのか?〜『闇の自己啓発』から「学べる」こと(大滝 瓶太) @gendai_biz

    読書界で大きな話題になっている江永泉、木澤佐登志、ひでシス、役所暁『闇の自己啓発』(早川書房)。その魅力を作家の大滝瓶太氏が語った。 自己啓発を手に取る瞬間 そこそこにトガった読書好きならだれでも(?)自己啓発をバカにした経験はあるだろうし、ぼくはその時期を乗り越えて格的にバカにしつつある。むしろ憎悪をもって滅ぼそうとする勢いですらあるわけだけど、人生で一度だけ書店の自己啓発の棚に長時間立ったことがある。会社員1年目の夏だ。 当時、ぼくは大学院の博士課程を単位取得中退し、博士論文も書けず職業作家にもなれず専門とはほど遠い商売の中小企業に営業職として入れてもらった。そこでは社内のひとも顧客も、これまでじぶんが付き合ってきたタイプの人間とはまるでちがっていた。「人間力」ということばに代表される反知性的な人間信仰のようなものが蔓延(はびこ)っていて、かつ営業成績も全然ダメで、年次がひとつ

    自己啓発本はなぜクソなのか?〜『闇の自己啓発』から「学べる」こと(大滝 瓶太) @gendai_biz
  • ダラダラ・イライラをやめたい人へ…禅僧が実践する「朝の習慣」「夜の習慣」(枡野 俊明) @moneygendai

    仕事がリモート中心でダラダラしてしまう、不安や心配が頭から離れない……。新型コロナの影響で、こうした悩みに苛まれる人が急増しているという。そこでおすすめしたいのが生活習慣の改善。新刊『気持ちが折れない禅の習慣』を上梓した、禅僧で庭園デザイナーの枡野俊明さんが実践する「朝の習慣」「夜の習慣」について、くわしく教えていただいた。 朝の過ごし方で一日が決まる わたしは常々、生活習慣についてこうお話ししています。 「その日がどんな一日になるかは、朝の時間帯をどのようにして過ごすかで決まりますよ」 そのことはみなさんも実感されているのではないでしょうか。自宅を出るギリギリまで寝ていて、朝はとらず、身支度もそこそこに、家を飛び出す。そんな日がどんな一日になるかは、容易に想像がつくところです。 仕事に必要な資料や書類を忘れるかもしれません。もし、朝一番でミーティングがあっても、集中ができませんし、ロク

    ダラダラ・イライラをやめたい人へ…禅僧が実践する「朝の習慣」「夜の習慣」(枡野 俊明) @moneygendai
  • 日本なのに「餓死」が増えている? データが語る「ヤバすぎる未来」(鷲尾 香一) @moneygendai

    新型コロナウイルス感染拡大の影響は、多くの産業にダメージを与え、多くの失業者を生み出している。そして今、懸念されるのが“餓死”の増加だ。 大阪府高石市では、9月に高齢女性が餓死し、同居の息子も衰弱して入院したことが明らかになった。大阪市港区ではマンションの一室で女性2人の遺体が見つかり、司法解剖したところ、2人とも餓死したとみられることが判明した。 厚生労働省の人口動態調査には、さまざまな死因による死者数が報告されているが、その中で餓死の理由に相当する死因として考えられそうなのが、“栄養失調”と“糧の不足”である。 そこで、2003年以降の栄養失調と糧の不足による死者数、その合計を餓死としてグラフ化したのが表1だ。 データによると、2003年は栄養失調が1338人、料の不足が93人、2019年では栄養失調が1934人、料の不足が23人と、“栄養失調”が圧倒的に多いことが分かる。“

    日本なのに「餓死」が増えている? データが語る「ヤバすぎる未来」(鷲尾 香一) @moneygendai
  • 日本企業で出世する人たち、じつは「超低学歴」ばかりになっていた…!【2020年ベスト記事】(小野 一起,冨山 和彦) @moneygendai

    2020年、現代ビジネスで反響の大きかった経済・ビジネス部門のベスト記事をご紹介していきます。5月10日掲載〈日企業で出世する人たち、じつは「超低学歴」ばかりになっていた…!〉をご覧ください。 *     *     * かつては世界から称賛された「日的経営」だが、もはや時代遅れの産物と化している。それにもかかわらず、多くの経営者はいまだ過去の成功体験にすがりつき、大きく会社を変化させることをできずにいる。日企業はいまや世界の時価総額トップランキングに入れないほどに凋落したが、その原因は会社の上層部で決断できずにいる「だらしない」トップたち、社長や役員など幹部たちにあると指摘する声は多い。 いま日のトップ層たちが直面している質的な問題とはなにか。では、日企業はいま当はどんな改革に踏み出すべきなのか――。 今回、経営共創基盤代表取締役CEO(最高経営責任者)として様々な企業の再

    日本企業で出世する人たち、じつは「超低学歴」ばかりになっていた…!【2020年ベスト記事】(小野 一起,冨山 和彦) @moneygendai
  • 英語の勉強にどれだけ挫折した人でも、「絶対に身につく」驚きの独学法(読書猿) @gendai_biz

    博覧強記の読書家、読書猿。古今東西の名著で蓄えた膨大な知識を生かし、これまで『アイデア大全』『問題解決大全』などのヒット作を世に出してきた。そんな彼の新刊『独学大全』は、これまで自力で学んできた彼の考え方のエッセンスが詰まっている。独学にとどまらず、日常生活やビジネスなど様々な場面で応用可能なライフハックを、『独学大全』から紹介する。 「ペン1でできる速読法」を伝授した、前回の記事はこちら 効率よく学ぶための技法 「混沌に順応することはむずかしいけれども、それはできる。このわたしが生きた証拠だ――やればできる」 アメリカ小説家カート・ヴォネガット・ジュニアの作品『チャンピオンたちの朝』の一節だ。 独学者とは孤独な存在である。誰かに学ぶことを強要されたわけではなく、自ら主体的に「独学」を選択して、学びの中に身を置いている。定期テストの点数など学びの結果を求められない代わりに、自分で行動

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  • 大人が知らない間に「若者のライトノベル離れ」が起きていた…!(飯田 一史) @gendai_biz

    ライトノベルの読者年齢が上がっているとよく言われる。中心読者は30代である、と。 筆者も何人かの編集者にヒアリングしてみたが「昔と比べると中高生読者は減った」「平均年齢が上がった」と現場でも言われているようだ。 それではラノベはもう10代に読まれなくなったのかというと、これが微妙なところだ。 中高生のラノベ受容、知られざる実態 異世界ファンタジーなどのジャンルは基的に年齢が上にスライドした一方、2011年から19年まで刊行された渡航『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』(ガガガ文庫。通称「俺ガイル」)以降の青春ラブコメものや、2019年から刊行が開始された二丸修一『幼なじみが絶対に負けないラブコメ』(電撃文庫)などの幼なじみもののラブコメは比較的若い読者が付いていると言われている。 もうひとつ、TVアニメ化されて話題になると中高生にも“下りてくる”(広まる)ことが多い。 アニメ化以

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  • 大ヒット『鬼滅の刃』の隠れた凄まじさ…「男らしさの描き方」の新しさに注目せよ(河野 真太郎) @gendai_biz

    「俺は長男だから我慢できたけど次男だったら我慢できなかった」──これは、現在劇場版が上映中で、公開から10日間で興行収入100億円を突破、歴代興行収入の記録(『千と千尋の神隠し』の308億円)の塗り替えも視野に入る大ヒットとなっている『鬼滅の刃』の原作第24話からの、主人公・竈門炭治郎(かまど・たんじろう)の台詞(独白)である。前の戦いでの傷の痛みについての台詞なのだが、これがいかにも文脈を欠いていて奇妙なのだ。次男だったら我慢できないというのは一体どういうことか? これに類する、「男だから」といった台詞がちりばめられ、全体として「父的なものを継ぎ、家族を回復する」というテーマを持つこの作品は、非常に古い家族の価値に舞い戻っているのではないか(フェミニズムの用語を使えば家父長制〔簡単に言えば、家長=父が絶対的な権力を持つ制度。長男によって家系が受け継がれるため、長男の地位が高まる傾向にある

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  • 【科学で検証】太平洋戦争中、日本の軍艦が次々と沈没していったワケ(播田 安弘) @gendai_biz

    あまり知られていないが、太平洋戦争では日の軍艦は魚雷攻撃に非常に弱く、いとも簡単に沈没していた。そのため戦艦大和は行動が制限され、海軍の基戦略は齟齬をきたしたのである。なぜ日の軍艦はそれほど脆かったのか? 映画『アルキメデスの大戦』で製図監修をつとめ、大和などの設計図をすべて描いた船舶設計のプロが、このほど上梓した『日史サイエンス』(講談社ブルーバックス)で指摘した、日の軍艦の致命的な欠陥とは? 「常套句」に隠されたもの 太平洋戦争における日の敗因は、そもそも米国と戦ったことだとは、よくいわれるところです。たしかに開戦直前の国力の差は、GNPで比べると日は米国の約9%にすぎませんでした。これでよくも開戦したものと驚くばかりです。 しかも、日が乏しい国力を傾けて建造した戦艦大和は、ほとんど出撃しないまま終戦直前に沈没し、戦後になってピラミッド、万里の長城と並ぶ「無用の長物」と

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  • 竹中平蔵氏、中国社会でひそかに「大人気」になっていた(梶谷 懐) @gendai_biz

    あの竹中平蔵氏が、中国で大いに人気を集めているらしい。中国の人々はいったい竹中氏の何に惹かれ、彼から何を得ようとしているのか。その背景を追っていくと、日中で共振する「新自由主義」の動きが見えてきた。神戸大学・梶谷懐教授による全3回のレポート。 スーパーシティ法案成立の陰で 年5月27日に、国家戦略特区法の改正案、いわゆる「スーパーシティ法案」が国会で成立した。新型コロナウイルス禍の拡大に伴う緊急事態宣言発令中の成立であり、報道などでは、遠隔医療の格導入を始めスマート技術を用いた感染対策の進展に期待する声も多く聞かれた。 このスーパーシティ構想の背景としてAIやビッグデータを活用して社会のあり方を根から変えるような都市設計を目指す動き、すなわちスマートシティの建設が、世界各地で格化していることが指摘されている。 それを踏まえた上で(1)生活を支える複数のサービスが導入されている(2)

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  • 外食業界で一人勝ち、新星「焼肉きんぐ」の食べ放題が魅力的すぎる(永田 雅乙) @moneygendai

    「外一人勝ち」の焼肉店 新型コロナウィルスの影響で、外産業が大ダメージを受けているのはご存知のことだろう。だが、ある外業態が順調な回復を見せ、「一人勝ち」の様相が浮き彫りになってきている。それは焼肉店だ。 なかでも、ロードサイドを中心に展開する「焼肉きんぐ」の人気が赤丸急上昇中なのをご存じだろうか。 ステイホーム期間では、内や中が主流となり、外の回数は激減した。その影響をモロに受けたのが、居酒屋やビュッフェ、ファミレスといった形態である。だが、外ニーズが低下する中でも、「お店でなければならない」ものの代表格が「寿司」「焼肉」である。 「寿司」はテイクアウトやデリバリー対応のイメージも強く、ステイホーム期間中も消費者にとって身近な存在であった。一方「焼肉」はと言うと、「お家焼肉」は存在しても、やはり「お店スペック」の格焼肉は家では味わえない。そのため、緊急事態宣言明けに自然と

    外食業界で一人勝ち、新星「焼肉きんぐ」の食べ放題が魅力的すぎる(永田 雅乙) @moneygendai
  • じつは日本でいま「管理職」の仕事が消え始めている…! その残酷な現実(大原 浩) @moneygendai

    じつは日でいま「管理職」の仕事が消え始めている…! その残酷な現実 これまで不要不急の仕事を守りすぎた… なぜ日の「非製造業」の生産性は低いのか…? 5月29日の記事「在宅勤務は日のホワイトカラーの『絶望的低生産性』を改善するか」で述べたように、世界に誇る日製造業の高い生産性に比べて非製造業の生産性が信じられないほど低い。これは、読者も大いに実感するところではないかと思う。 しかし、それではなぜ日の製造業の生産性が高く、非製造業の生産性が低いのか? 実は、その理由は19世紀の終わりから20世紀の初めに米国で活躍した天才経営学者に遡る。 フレデリック・ウィンズロー・テイラー は、1856年に生まれ、1915年に亡くなっているが、技術者でもあり、「科学的管理法」を編み出したことで歴史に名を残している。 一般には知られていない人物だが、ピーター・F・ドラッカーは、世の中の評価が不当に低

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  • 「芸人一本の時代は終わった」会社員になったハチミツ二郎が見る未来(田崎 健太) @gendai_biz

    コロナ禍と同時にIT企業に就職、芸人との「二足のわらじ」を履くようになった東京ダイナマイト・ハチミツ二郎。芸人たちのYouTubeへの進出、副業や転身が話題となる中で、「サラリーマン」という異色の選択肢をとった理由は何だったのか。ノンフィクション作家・田崎健太が短期集中連載でその思いに迫る。(文中敬称略) 芸人が「常識はずれな人々」だった時代 来、社会の “はぐれもの” であった芸人が「丸い中」に入るようになったのは、芸人がワイドショーのコメンテーターになってからだとハチミツ二郎は考えている。 「世間(の常識)から見て、外れたこと、間違ったことを言うのが芸人でした。不倫のニュースがあったら、(故・立川)談志師匠や、(故・)月亭可朝師匠だったら、“だから私は一夫多制にすべきだと言っているんです” とか言うはず。それが芸人というものだと思っていたのに、そうでなくなった。普段は強がっているの

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  • 2020年、実は日本が「世界最高の国ランキング3位」になっていた…!(中原 圭介) @moneygendai

    2020年、実は日が「世界最高の国ランキング3位」になっていた…! 「生産性」は低いけど、素晴らしい国 日はいま「生産性が低い」ことが議論の俎上に載せられることが多くなっています。 生産性を上げることが日の経済力に資することは明白ではありますが、ではどの程度、上げていくことが日にとっていいのかという議論はおざなりにされています。 いいとこ取りの「生産性改革」はむしろ日に害をもたらすというのが、実は私の主張です。今回はそんな「生産性改革」の表と裏を見ていきましょう。 「大量早期退職時代」を迎えて 2月26日付の連載記事(『サラリーマン消滅時代、日で「低スキル・低賃金」の人が急増する!』)では、生産性を上げると同時に格差をなくす手法として、低スキルゆえに低賃金に甘んじているすべての人々を対象としたスキルアップ教育の重要性について申し上げました。 ところが実際には、小売・飲・宿泊な

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  • 「日本も3週間後、地獄を見る」まるで戦争…欧州に住む日本人の警告(谷本 真由美) @gendai_biz

    もう、楽しい毎日は戻ってこない 日では先週末、ようやく東京都が外出自粛の呼びかけを行いました。しかし、海外在住の日人は、このような日の「ゆるい対策」にドン引きしている人が大半です。 現在、私が住んでいるイギリスを始めとする欧州では、空気は何とも重苦しく、「もうコロナ以前の世界は終わったのだ」という意識の人が大半です。 もう、あの平和で気楽な世界は戻ってこないのです。 我々は現在、世界中を舞台とした大戦争の最中にいます。 これはただの「感染爆発」ではありません。はっきりいって、第3次世界大戦です。煽っているわけではありません。大げさなわけでもありません。 これは残酷な事実です。我々はこのウイルスに試されているのです。 世界大戦はテロリストとの戦いでもなく、スカイネットとの戦いでもありませんでした。相手は理性も交渉も全く通用しないウイルスだったのです。よくできたSF 映画もパニック小説

    「日本も3週間後、地獄を見る」まるで戦争…欧州に住む日本人の警告(谷本 真由美) @gendai_biz
  • 最新版「バフェットの手紙」で判明、100万円を26億円に増やす手口(大原 浩) @moneygendai

    表紙を除いて13ページだが、全文はバークシャー・ハサウェイ・ホームページ「Warren Buffett's Letters to Berkshire Shareholders」をご覧いただきたい。 このホームページでは、1977年以降の手紙が公開されている。それだけでも投資家にとって貴重な宝といえるが、さらに実質的創業の(バフェットが経営のコントロールを始めた)1965年にまで遡る手紙は、ホームページでも紹介されているとおり「Berkshire Hathaway Letters to Shareholders」というペーパーバックスをアマゾンで手に入れて読むことができる。 1965年から2020年まで55年の「投資の神様」の軌跡と哲学を知ることのできる貴重な資料だ。 決して難しい英文ではないので、英語が苦手だという読者も最近精度が上がったグーグル翻訳などを活用してチャレンジしてみてはいかが

    最新版「バフェットの手紙」で判明、100万円を26億円に増やす手口(大原 浩) @moneygendai
  • 中国の「国営ハッカー」に、日本一のセキュリティ企業が丸裸の衝撃(週刊現代) @gendai_biz

    中国によるサイバー攻撃が深刻さを増している。手口が日々進化し、攻撃対象も拡大するなか、ついにセキュリティのトップ企業・三菱電機まで被害にあった。あなたの情報も既に、彼らの手中にある。 中国の国営ハッカーたち 「弊社が24時間体制でサイバー攻撃の兆候を監視する約1000社の顧客には、不正侵入の検知システムが設けられ、全体で、一日に25億件もの警報が上がります。 経産省の発表では、日セキュリティエンジニアは約19万人も不足しており、火事は燃え広がっているのに、消防士が足りないような状態です」(情報セキュリティ会社ラックの広報担当者) 1月20日、三菱電機は外部からのサイバー攻撃により、従業員や採用応募者、グループ企業の退職者など約8000人分の個人情報が流出した可能性があると発表した。 攻撃元は特定されていないが、中国系の「Tick(ティック)」と呼ばれる組織など複数の中国ハッカーグルー

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  • ココイチの「客離れ」が止まらない、“値上げ”よりも致命的な原因(井上 岳久) @moneygendai

    変調のきっかけとなった「値上げ」 「ちょっとトッピングしただけで、1000円の出費は痛い……」。そんな声が至る所で聞かれるようになったカレーチェーン最大手の「カレーハウスCoCo壱番屋」(以下、ココイチ)だが、ここへきて深刻な“客離れ”が現実味を帯び始めている。 運営する(株)壱番屋が2月4日に発表した『2020年1月度月次情報』によれば、全店の売上高は100.3%(前年同期比)とほぼ横ばいとなった一方、既存店の客数は98.4%(同)と減少していることが明らかになった。 ココイチの既存店の客数減は、今に始まったことではない。期初となる2019年3月度から2020年1月度にかけての11ヵ月のうち、対前年同期比でマイナスとなった月は、実に8ヵ月にも及んでいる。 ココイチが変調をきたした契機とされているのが、2019年3月1日に行われた「値上げ」だ。 そもそも、ココイチはこれまで、材や人件費の

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  • 「不倫よりもセックスレスのほうが悪い」フランス人の驚きの不倫観(此花 わか)

    俳優の東出昌夫と女優の唐田えりかの不倫に対し厳しい反応を見せている日。しかし愛の国・フランスでは、「不倫よりもセックスレスのほうがタブー」であるという興味深い考察が、2018年に発刊されたフランスの社会学者ジャニーヌ・モシュ=ラヴォの著書『フランスの性生活』(未邦訳)に記されている。 モシュ=ラヴォは、2000年と2017年に調査をそれぞれ1年かけて実施し、フランス全土のさまざまな社会階層男女65人(19~85歳)にインタビューした。調査の結果によると、2000年から2017年にかけて人々はセックスについてよりオープンに話すようになり、「不倫もあって当然」という認識が広がり、「1人が同時に2人を愛する権利を求める」声もあったという。 こうしたことを踏まえ、著では、フランス人にとってはセックスレスのほうが不倫よりも受け入れがたいという結論が導きだされているわけだが、実際にそうなのだろう

    「不倫よりもセックスレスのほうが悪い」フランス人の驚きの不倫観(此花 わか)
  • イギリスで日本の「カツカレー」が“国民食”になっている驚きの理由(江國 まゆ) @moneygendai

    ブームが止まらない 「イギリス人はカツカレーに夢中!」 そんな情報が先日、英国のオンライン・ニュースで流れ、日でも注目されたようだ。カツカレーを含めて、日人気はここ30年の間に、徐々にイギリス国内で定着してきた。 第一の波は、1992年にロンドンで創業したカジュアル店「Wagamama」の急速なチェーン展開だ。ポップですっきりとしたデザイン、おしゃれなストリートフード風のメニューが若い層に俄然アピールし、瞬く間に人気者に。 続いて1990年代後半に誕生したのが回転寿司の「YO! Sushi」。回転寿司をイギリスに初導入して全国展開したことで「ポップで近未来的な日」のイメージが広まることになった。 Wagamama以前の日と言えば、伝統色の強い独立店が、駐在員や日文化好きをターゲットにしていた程度である。日文化を知らないイギリス全土のマス層に、日の輪郭が届き始め

    イギリスで日本の「カツカレー」が“国民食”になっている驚きの理由(江國 まゆ) @moneygendai
  • Suicaはなぜ世界標準にならなかった?もったいない日本の技術力(山本 康正(文責 現代新書編集部))

    Suicaはなぜ世界標準にならなかった?もったいない日技術力 「海外で勝てない技術」からは離れよう (以下の文章は書籍の一部を編集部で編集・再構成したものです) 「技術も意欲も能力もある日の企業が、アメリカGAFA中国のBATHのようなテクノロジーに秀でた海外の巨大企業に押されがちです。日の損失ですし、とても、もったいないことだと思います。ただ、海外の企業と闘うためには日側も意識をしっかりと変えていく必要はあると思っています。私はそのお手伝いがしたい」初の著書『次のテクノロジーで世界はどう変わるのか』を上梓した山康正氏はそう主張するのである。 2020年代を生き残るために、企業が、個人が身につけなくてはならない「テクノロジーへのリテラシー」とは何か。UberやSuicaの例を交えて解説する。 変化を拒んだ代償は、5年後にやってくる 既存の企業は、自分たちが現在収益をあげてい

    Suicaはなぜ世界標準にならなかった?もったいない日本の技術力(山本 康正(文責 現代新書編集部))