月刊アフタヌーン2月号に、田中ユタカの読み切り作品「ミミア姫」が掲載されていた。以前私がダンナのサイトで、少なからぬ田中ユタカファンを激怒させたであろう酷評を書いた、あの「愛人」の作者である ネットで拾ったいくつかの評を読んで「ん? これはヤバイ。何かヤバイぞ」と心の警報がなるのを感じつつも、「敵(偏向マスコミ)の正体」を見極めるべくあえて「敵地」であるマスコミ業界に入った岡野氏を見習って、褒めるにしろけなすにしろ、きっちり読んだ上で「心の警報」の正体を確かめようとトライしてみたわけなんですが……。 … …… ……… 「この世界にキモイって言いたい! 世界全部にツッコミたい!!」 _| ̄|○ いやもう、「愛人」の時に感じた怒りとか嫌悪感とかいったものが生易しく感じるぐらい、もうそういうのを通り越して、「絶望」に近いものを感じてしまったのである。 「つまらない」とか「キモイ」とか、そういうい