11月8日、東京株式市場で、野村ホールディングスが大幅安となり年初来安値を下抜けた。都内で7月撮影(2011年 ロイター/Yuriko Nakao) [東京 8日 ロイター] 野村ホールディングス8604.Tが大幅安となり年初来安値を下抜けた。複数の株式トレーダーによると、オリンパス7733.T問題を嫌気して、短期筋を中心に売りを膨らませた。このうち邦銀系の株式トレーダーは空売りを観測している。一時241円に下げた。1974年以降では最安値。 ある大手証券の株式トレーダーは、「オリンパス問題への関連性への懸念から売られた」と解説した。同社株の下げについては、複数のトレーダーが同様の見方を示していた。