金融庁は10日、中小企業向けの融資を専門にする日本振興銀行と役職員らを、銀行法違反(検査忌避)の疑いで近く警視庁に刑事告発する方針を固めた。金融庁が立ち入り検査に入った際、業務にかかわる電子メールを大量に削除して隠蔽(いんぺい)を図るなど妨害行為があり、悪質性が高いと判断した。今後、告発に必要な証拠などについて警視庁との詰めの協議を進める。 金融庁は昨年6月から今年3月にかけて振興銀を検査した。この検査で、検査忌避や出資法違反など7項目の法令違反が見つかったため、金融庁は5月下旬、大口融資や融資・預金の勧誘業務など一部業務を今月7日から約4カ月間、停止するよう命じる行政処分を出した。 金融庁の処分によると、振興銀は貸金業者から貸し出し債権を買い取り、一定期間たってから業者に買い戻させる約束をするという手法で事実上の融資をしていた。その際に金利にあたる手数料を年45.7%相当もとり、出資
「あれ? これってさ、あの“B党”のことだよね」 6月9日付の全国紙朝刊を見て、我々、政策アンケート取材班は内輪でいたく盛り上がった――。 この日の朝刊は、菅直人内閣の顔ぶれをカラーの写真付きで紹介していた。組閣を受け菅首相が語った内容から、例えば日経新聞は1面見出しを「成長と財政再建・両立」とした。つまり、財政再建をすることで経済の安定性を増しながら、同時に成長も目指す。そんな「二兎を追う」戦略に新政権は舵を切ることを紹介した。 「日経ビジネス」6月7日号が予言した未来 偉そうに言うつもりは毛頭ないのだけれど、こうした戦略が打ち出される未来を、「日経ビジネス」の6月7日号で予言していた。もし該当号をお持ちであれば、是非ともペラペラとめくってみていただきたい。94ページからの記事である。面倒な方は、以下をお読みいただいても結構です。 我々は、参院選を控えたこの時期に、全国会議員の政策スタン
国民新党代表の亀井静香金融・郵政改革相が閣僚を辞任する意向を固めた。
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