Apple M1を搭載したiPad Proが登場し、すでに入手している読者もいることだろう。最新のMacと同じプロセッサを搭載し、薄型筐体にもかかわらず性能にはほとんど違いがない。ThunderBolt 3に対応したことでSSDからのデータ取り込み速度も2倍程度に。さらに従来は6GBだったメインメモリが8GB、あるいは16GBへと増加している。 M1を搭載したことで「iPad Proがどう変わるのか?」と期待していた読者も多いだろうが、筆者はM1搭載iPad Proが本来の実力を発揮し、それを体感できるようになるのは、今年秋に新しいiPadOSがリリースされてからになるのでは?と想像している。 この話は来週、次期iPadOSの一部機能がアナウンスされるだろうWWDC 2021が、日本時間の6月8日に控えているだけに、コラムの後半で簡単に触れるにとどめたい。が、現時点でもその魅力を存分に感じ