「『進化思考』『進化思考』でつくる、変化の時代を生き残る事業」をテーマに行われた、神戸市主催のイノベーション創出プログラム「プロジェクト・エングローブ」のキックオフイベントの模様をお届けします。「進化思考」とは、生物の進化から創造的なアイデアを生むルールを見出す思考法。提唱者の太刀川英輔氏は、40億年にわたる生態の変化の中に、持続可能なビジネスを考えるヒントが詰まっていると主張します。最終回となる本記事では、studio-L代表山崎亮氏との対談パートを公開。山崎氏が作成した「系統図」から、起源をたどることの重要性が語られました。 「集合知」ができるまでの構造が理解できると、さらに探求できるようになる 太刀川:人が変わったり、領域が変わったりするだけで(生物の進化の過程でランダムなエラーが起きるような)「変異」なんですよ。それは(変異のパターンで言うと)「転移」だし、「置換」かもしれない。領
![人間の“真のニーズ”は、20万年変わっていない? 新規事業のヒントが得られる「系統図」のススメ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2e0c08ecbcb02b721db8a8cc32a2ae8272218a63/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimg.logmi.jp%2Farticle_images%2F3cUxRACHLccfTXaKKNXfXF.png)