bunshun.jp リンク先の文春オンラインさんで、『博報堂生活総研のキラーデータで語るリアル平成史』所収の、「平成30年間の時代の変化とメンタルヘルス(熊代亨)」を紹介していただいています。たくさんの著者が同じデータベースを見て感じたこと・考えたことがさまざまに列挙された書籍で、平成という時代を、良かった点悪かった点を含めて振り返るにはいい本なんじゃないかなと思ったりしています。 で、私もようやく完成した同書を読んで、じゃあ、この本全体から受ける平成年間の印象ってなんだろう? どう言い表せるだろう? と考えたりもしました。 自然と頭に浮かんだのは「人と人との摩擦がどんどんなくなり、滑らかになっていったのが平成年間ではなかったか」というフレーズでした。 ある面では、人と人とのコミュニケーションは増えています。たとえばSNSやLINEが普及したことで私たちは24時間繋がりっぱなしになった、