今、私は『To heart2 Xrated』を周回遅れでプレイしている。これは良い萌えものだ。学園純愛モノという極めて陳腐なテーマにも関わらず、随所に散りばめられた新規性、(一部の)キャラクターの創りこみ、そして「オタクなら身もだえするであろう」適切な心理描写に唸らされる。エロゲーオタクには馴染みのモチーフが、飽き飽きした印象ではなくある種の安心感に繋がるということは、前作の影響もさることながら、制作陣が「よくわかっていて」なおかつ「丁寧にと描いている」からだと信じたい。 この『To heart2』をプレイしていてとみに痛感させられづけられ、『ひと夏の経験値』『Fate』などを読み返していて再確認させられることがある。それは、ある種のオタクコンテンツ――とりわけ、恋愛感情の絡むオタクコンテンツ――においては、童貞根性というかオタク的な恋愛感情というか、ある種の思春期恋愛感情がなければ十分に
http://rails2u.com/htmlhelp/rails/ 今まで Rails のマニュアル引きには http://api.rails2u.com/ を使ってたのですが、ネットワークに繋がらない時などにいちいちローカルで動かすのもめんどくさい、と思えてきたので最新の svn head なドキュメントをみんなだいすき*1な htmlhelp にしてみました。 また ActionController や ActiveRecord などを全部入力するのはめんどくさいので AC や AR で引けるようにしています。あとクラスメソッド / インスタンスメソッドの違いがなく、全部 #メソッド名で引けるのは仕様です。 *1:一部の人だけとも言う
飯島真理という歌手のことを、ごぞんじだろうか。日本生まれだが、今はアメリカでくらしている。そして、あちらのアニメ好きに、絶大な人気をほこっているという。 かつて、彼女は『超時空要塞マクロス』というアニメの挿入歌を、うたっていた。劇中の少女歌手であるリン・ミンメイの歌声をふきこんだのは、彼女である。 もっとも、アメリカでテレビ放映された『マクロス』では、彼女の声がけされている。アメリカ人のヴォーカルに、さしかえられた。だから、アメリカのテレビで『マクロス』を見た人々は、彼女の声をきいていない。 ただ、『マクロス』は、アメリカでも若い世代の心をつかんでいた。日本でつくられた劇場用の『マクロス』が、海賊版で普及してもいる。著者によれば、これがアメリカにおけるアニメ熱の、さきがけであるという。 そして、彼地のファンは、この海賊版で知ったのだ。本物の『マクロス』では、飯島真理がミンメイになってうたっ
日本のブログで論壇的に興味深いものとして、経済に対する見方の特定集団である通称のリフレ派・インタゲ派の存在に注目しています。これらの知的な水準は従来の論壇以上であり、また論壇的な人も加わっているのでが、私の見る限り、実質的な経済政策への影響を持ちません。社会に広く関係する問題でありながら、ブログを活用しているのに社会全体への影響すら持っていないかのようです。リフレ派のようなブログで生息する独自な知的な集団・論壇というのが、今後どうなっていくのかはブログと論壇を考える上で指針になるでしょう。結果的に、社会という読み手とルサンチマン化した知的な対立の戯画の類型に終わってしまうかもしれませんが。 ブログと論壇誌メモ - finalventの日記 俺は2002年ぐらいから構造改革主義に疑念を持ち始めてリフレ派に強く肩入れするようになったんだけど、俺の周りの、本を読まない連中が最近リフレ派に転向し始
福祉、家族、セックス。 ゲスタ・エスピン=アンデルセン『ポスト工業経済の社会的基礎』(桜井書店) ベイカー『セックス・イン・ザ・フューチャー』(紀伊国屋書店) 山形浩生 いまのアメリカ大統領戦でも大きな争点の一つだし、ある人はいまの日本の不況の本当の原因もそこにあるというのだけれど、いま世界の先進国は高齢化しつつあって、一方それに対する社会保障の破綻は目に見えてきている。年金や社会保障のもとの想定とはうらはらに、先進国の人口は減少トレンドに入ってきている。資産運用も、年率5%でまわせる安全な資産なんてない。 というわけで、どうしよう。さらにもう一つ。世の中年寄りは増えているけれど、それだけじゃない。年寄りだけを楽にしたら、ほかのところにしわ寄せがいくだけで、そんな状況は絶対に続かない。だから社会全体としてどうまわすのか、ということをきちんと考えないと話にならない。これは要するに、社会全体と
『日本とフランス 二つの民主主義 不平等か、不自由か』を飛ばし読みした。 日本とフランス 二つの民主主義 (光文社新書) 作者: 薬師院仁志出版社/メーカー: 光文社発売日: 2006/08/12メディア: 新書購入: 4人 クリック: 40回この商品を含むブログ (73件) を見る 勉強する前にちょっと、と思って30分くらい飛ばし読みしてみた。が、その後、読むのは止めたものの、変な政治的妄想が頭から離れずに勉強に集中できなかった。なので、でここで書いてみることにした。基本的に、この著作とは関係ない内容なのであしからず。 でもいちおう、つまみ読みでも許される範囲内で、本の感想を。 ちゃんと読んでないけど、なかなか面白そうである。最後の一文は印象的だ。 日曜日に買物さえできないようなフランスは、何かと不自由だ。ただ、問題は、どのような自由が真に守るべき自由であって、どのような不自由が犠牲にし
「Turn Google into Napster 2000」という記事がありました。 Googleを2000年頃のNapsterのように使ってしまうという記事でした。 MP3、PDF、ビデオ、何でもダウンロードできると書いてありました。 Apacheで「Options Indexes」を指定していてindex.htmlなどのindexファイルが無いディレクトリを狙っているみたいです。 サイト管理者の意図しない使われ方になってしまっていて非常に怖さを感じました。 例えば、これらによってGoogleで1位表示などになってしまうと場合によってはサイト管理者が著作権侵害で訴えられてしまいます。 Nirvanaの音楽ファイルの場合。 -inurl:(htm|html|php) intitle:"index of" +"last modified" +"parent directory" +desc
アイルランドの市民権も持つサンフランシスコの著名な詩人で、世界中にファンがいるWilliam Talcott氏が、骨髄のがんのため6月に亡くなった。そのときTalcott氏の娘は、同氏の知人の大半にその死を知らせることができなかった。それというのも、Talcott氏のメールアカウントとオンラインのアドレス帳がパスワードでロックされていたからだ。 ビートニク(ビート族)Neal Cassadyの友人だったTalcott氏(69)は、どうやらパスワードも墓の中に持って行ってしまったようだ。 これは、残された遺族にとって厄介な問題であり、最近多くなってきている。生活、アドレス帳、予定表、財務情報の管理をオンラインに移行する人たちが増えている。そうした人たちは、フォルダやデスクトップに生前しまいこんだ情報を2度と復元できなくなる危険を冒している。言い換えれば、セキュリティ上の脅威となるパスワードの
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く