IoT(モノのインターネット)は、あらゆるモノがネットにつながるというもので、2020年までに500億台の「コネクテッドデバイス」が生まれるといわれています。大きなビジネスチャンスになるということで、国内外でさまざまな動きがある一方、セキュリティへの懸念も叫ばれています。一部では、IoTセキュリティは「悪夢」とまでいわれており、総務省はガイドラインを出すなど、啓発に努めています。しかし、世間一般の認識はまだまだ甘いようです。 そうした中、Microsoftがセキュアなチップ、セキュアOS、そしてクラウドサービスを統合した新しいIoTセキュリティソリューションである「Azure Sphere」を発表しました。新しいのは、セキュリティシステムの「Pluton」を提供するだけでなく、チップレベルのセキュリティとクラウドサービスを組み合わせているところでしょう。 PCセキュリティで培ったノウハウを
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