PTCが長年IoTプラットフォームとして提供してきた「ThingWorx」。しかし、同社のジェームス(ジム)・E・ヘプルマン社長兼CEO(最高経営責任者)は、「ThingWorxはもはや単なるIoTプラットフォームではない」と語る。 上記の発言は、同氏が2017年11月9日の来日の際に、報道陣向けに語ったものだ。ThingWorxは、確かにIoTプラットフォームとして活用されてきた。しかし、同社が実際に活用領域を調査した結果、当初想定していた設備のメンテナンス指示といった「製造運用」の領域や、業務に対する教育といった「HR(Human Resources)」や「サービス」の分野のみならず、製品開発、ロジスティクス、マーケティング/セールスといったものづくりの事業全般に活用されていることが浮き彫りになったという。 PTCがThingWorxユーザー107社を対象に行った活用領域に対するアンケ