KDEのDIGIKAMプロジェクトは18日、K Desktop Environment用ポストプロダクションソフトの最新版「digiKam 0.9」をリリースした。動作には、KDE(v3.5以降を推奨)が導入済の各種Linuxディストリビューションの動作する環境が必要。コンパイル済のバイナリパッケージは、Linuxディストリビュータ経由で提供される。 digiKam 0.9では、商用のポストプロダクションソフトを目指し、多数の機能を追加。日付やGPS情報などEXIF/IPTC対応のメタデータをフルサポート、JPEG/JFIFファイルに保存できるようになったほか、グループ化された複数の写真(アルバム)に対しコメントやタグを設定可能になった。オープンソースのRAW画像デコーダ「dcraw」を利用し、200種以上のプロプライエタリなファイルフォーマットにも対応している。 各種機能を追加するKIP