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2009年7月1日のブックマーク (2件)

  • 槌田敦「CO2温暖化説は間違っている」を読む(2) - 環境を読み解くhechikoのブログ

    前回は槌田氏の新ネタを読んだので、今回は丸に入ることにする。 丸とは2章のタイトルにあるように『気温上昇が「原因」、CO2増加は「結果」』という主張のことだ。この主張の歴史は古く、環境経済・政策学会 和文年報 第4集や京都大学原子炉実験所での講演記録・1998.12.22の頃からその主張は変わっていない。このを持っていない方でも同様の主張がWeb上で読めるので、詳しく知りたい方はそちらを参照のこと。 正直言ってツッコミどころが多すぎて全てに言及すると疲れるので、できるだけポイントを絞って解説することにする。 槌田の主張はこうだ。 この章では、大気中のCO2濃度は、人間活動とは関係がなく、気温の上昇による結果であったことを説明する。 すなわち、大気中のCO2濃度の増加が原因で温暖化が進行したのではなく、気温(海面温度)の上昇で海水中のCO2が大気に放出され、大気中のCO2濃度が増えたの

    槌田敦「CO2温暖化説は間違っている」を読む(2) - 環境を読み解くhechikoのブログ
    onkimo
    onkimo 2009/07/01
    槌田理論で何が説明できて何が説明できないか。いや、なんにも説明できていないのですが。
  • 槌田敦「CO2温暖化説は間違っている」を読む(1) - 環境を読み解くhechikoのブログ

    昨日読了した槌田敦「CO2温暖化説は間違っている」のレビューを行う。 さて、まずは著者のプロフィールから見てみよう。 学歴、職歴はどうでもいいので略。中西準子氏によれば「(かつて)所謂市民派研究者の代表的な人で、エントロピー学会の創設者の一人」だそうだ。真に市民派かどうかは不明だが、エントロピー学会についてはの中に以下の記述があった。 エントロピー学会という学会がある。私はこの学会の発起人のひとりであるが、その学会の編集する論文集に投稿した私の論文について、このCO2温暖化とフロンに関する部分の削除が要請された。このような自由に意見のいえないような学会の設立を提案した覚えはないので、原稿を取り下げ、即刻脱会した。 p137 だそうで、既にエントロピー学会とは縁を切っているようだ。しかし、論文の一部に対する削除要請や論文そのものの却下なんて普通にある話のはずなんだが、その原因を自分の論文の

    槌田敦「CO2温暖化説は間違っている」を読む(1) - 環境を読み解くhechikoのブログ
    onkimo
    onkimo 2009/07/01
    hechiko さんの一連の解説記事の最初。槌田氏の略歴も