2010年の世界の年平均気温の平年差は+0.36℃で、1891年以降では、第2位の高い値となる見込みです。 2010年の日本の年平均気温の平年差は+0.85℃で、第4位(タイ)の高い値となる見込みです。 世界の年平均気温 2010年の世界の年平均気温(陸域における地表付近の気温と海面水温の平均)の平年差*1(1月~11月のデータに基づく速報値)は+0.36℃で、1891年以降では1998年に次いで、2番目に高い値となる見込みです。世界の年平均気温は、長期的には100年あたり0.68℃の割合で上昇しており、特に1990年代半ば以降は高温となる年が多くなっています。地域的にみると、インド洋や大西洋で全体に気温が高く、陸上においても、中央アジアなどを除く多くの地域で、平年より気温が高くなっています。 なお、陸域のみの年平均気温の平年差(速報値)は+0.68℃で、1891年以降では第1位の高い値と