政府は再生エネルギーの利用促進など温暖化対策向けの円借款を拡大する。9月にもインドネシアの地熱発電所建設を中心とした事業に総額700億円超を貸し出す。2011年度の温暖化対策向け円借款は1400億~1500億円と過去最高になる見通し。日本の温暖化対策技術は世界トップ級で、新興国の開発支援だけでなく、日本企業のインフラ輸出を後押しする狙いもある。円借款は政府開発援助(ODA)の一つ。財政投融資を
福島第1原発事故で、原子炉冷却に注入した海水から放射性硫黄が発生し、米カリフォルニア州まで飛散していたとする観測結果を、カリフォルニア大の研究チームが16日までにまとめた。米科学アカデミー紀要電子版に掲載される。 同大のエアロゾル(浮遊粒子状物質)を観測する施設で3月28日、放射能を帯びた硫黄35を含む硫酸イオンの量が例年平均の約3倍検出された。硫黄35は自然界にも存在しているが、量はわずかという。 研究チームはシミュレーションなどから、今回検出された硫黄35は、コンクリートポンプ車などで原子炉に注入した海水に含まれる塩素が、中性子と反応して生じたとしている。 【関連記事】 【特集】ソーラーパワー〜節電時代の救世主〜 【ルポ】重大事故から25年、チェルノブイリは今〜住民いまだ帰還できず 【特集】イマドキ女子が農業変えます!〜「山形ガールズ農場」の挑戦〜 【特集】原発事故は人
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