朝日大学准教授 藤野良孝 「オノマトペ」を研究している藤野良孝です。 みなさんは、ビンのフタが固くて開かないとき「グゥーッ」と声をだしながら力を入れたら開いたことや、会議や商談前に「ターッ」と力をいれたらやる気がでたという経験はありませんか? この「グゥーッ」や「ターッ」、あるいは小鳥がさえずる「チュンチュン」、花火が打ち上げられる「ドカーン」、パンの触感を表す「モチモチ」や、鼓動の「ドキドキ」など、これらは全てオノマトペと呼ばれる言葉です。 私は、本来の言葉の定義にあてはまらないような「コトバ」に、何かとてつもない力が秘められていると思っています。実際に、オノマトペによって最高の力を発揮しているトップアスリートや会社経営社は大勢います。彼らは、オノマトペを使うことで力がでたり、気持ちが高まることを身体的、感覚的に知っています。 きょうは、この「魔法のコトバ」とも呼ぶべきオノマトペ
自殺対策支援センター ライフリンク代表 清水康之 日本の自殺者数が昨年、15年ぶりに「3万人」を下回ったと、先週警察庁から発表がありました。 そこで今日は、自殺がなぜ減った、その背景について考えてみたいと思います。 失業や生活苦、借金や過労、精神疾患や人間関係など、「自殺の背景には60を超える要因が潜んでいること」、あるいは「自殺で亡くなった人はそうした要因を平均4つ抱え込んでいたこと」などが分かってきています。 このように自殺の要因が決して一様ではない、ということは、裏を返せば「これをやれば自殺が減る」といった万能薬もないということです。 それでも日本では、年間の自殺者数がいま減少し始めています。 2009年は「3万2845人」だったものが、2010年は「3万1690人」、また2011年は「3万651人」と、3年前から、毎年千人単位で減少しています。 昨年15年ぶりに「3万人
(映像:3人の受賞者の記念撮影) おととい、選考会が開かれた芥川賞・直木賞。 過去最高齢、平成生まれで初など、3世代の受賞が話題となっています。 【岩渕】 「くらし☆解説」です。 きょうは予告していた内容を変更して、「芥川賞・直木賞 3世代受賞者の決意」というテーマでお伝えします。菊地夏也解説委員です。 幅広い年代のかたの受賞になりましたね。 芥川賞と直木賞は、今回で148回になりますが、いつも以上に話題になっています。 受賞者を紹介します。 純文学を対象とする芥川賞は、これまでで最高齢の75歳で選ばれた黒田夏子さん。 大衆文学を対象とする直木賞は、戦後最年少の23歳で、平成生まれ初の受賞となる朝井リョウさん。 そして、デビューから20年余り、57歳で念願の受賞となった、安部龍太郎さんの2人です。 【岩渕】 高齢者、熟年、若者と、3世代にわたる受賞ですね。 【菊地】
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