東京都内で、前営業日比838円74銭安の日経平均株価を示す掲示板を眺める通行人(2016年2月12日撮影)。(c)AFP/KAZUHIRO NOGI〔AFPBB News〕 金融政策が行き詰まり、政策立案者は大企業を批判している。 日銀の黒田東彦総裁が4月末、金融市場に再び不意打ちを食らわせた。円高の進行とインフレ率の低下に直面する総裁が日銀の信頼性を補強するには、追加的な金融緩和策以外の選択肢はほとんどない、というのが市場の大方の見方だった。 ところが日銀は結局、これまでのスタンスを維持した。この判断が4月28日に下されると、市場はすぐに反応した。円は急騰し、日経平均株価は急落した。 特定の基準を上回る部分の超過準備を対象に0.1%のマイナス金利を導入することを今年1月の終わりに発表して以来、黒田氏は説明のために32回も国会に呼ばれている。今回はこの経験ゆえに用心深く行動したのかもしれな
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