5月6日、南ドイツ新聞は、「パナマ文書」を同社に提供した人物から、声明文を受け取っていたことを明らかにした。写真は同文書が流出したパナマの法律事務所「モサック・フォンセカ」の入る建物の看板。パナマ市で4月撮影(2016年 ロイター/Carlos Jasso/Files) 南ドイツ新聞(SZ)は6日、何百万枚にも及ぶ「パナマ文書」を同社に提供した人物から、声明文を受け取っていたことを明らかにした。リークの動機は、文書によって明らかにされた「不正の大きさ」にあるとしている。同人物が動機を明らかにしたのはこれが初めてだという。 同紙ウェブサイトに掲載された声明文は約1800ワード。パナマ文書の提供者は自身を、無名を意味する「ジョン・ドウ」と名乗り、米当局の情報収集活動を暴露したエドワード・スノーデン容疑者など、機密文書を明らかにした他の人たちを称賛している。 「米国家安全保障局(NSA)に関する