WeWork(ウィーワーク)共同創業者のアダム・ニューマンが設立したカーボンクレジットのスタートアップ、Flowcarbon(フローカーボン)は、アンドリーセン・ホロウィッツなどの投資家から7000万ドル(約100億円)を調達したが、同社の試みは頓挫した模様だ。 2年以上前に設立されたこのスタートアップは、ブロックチェーン上でカーボンクレジットを販売して取引記録を管理し、カーボンを裏付けとするトークンの「ゴッディス・ネーチャー・トークン(GNT)」を立ち上げようとしていた。しかし、その試みは頓挫し、投資家に密かに返金を行っていたことがフォーブスの調査で判明した。 先月、同社から連絡を受けた関係者によると、フローカーボンは、市場の状況やカーボン登録機関からの反発を理由に、資金を保有し続けるのではなく返金することを決めたと伝えたという。 カーボンクレジットは、二酸化炭素(CO2)やメタンなどの