東武・小田急・メトロもダイヤ改正 私鉄で注目なのは東武鉄道だ。東武アーバンパークラインは、全線での急行列車の運転を開始する。それにともない、柏~船橋間で所要時間を最大で11分短縮、大宮~船橋間で最大16分短縮となる。 全線で急行列車が運転できるようになった理由として、逆井~六実間の複線化が完了したことが挙げられる。これにより運河~柏~船橋間で急行運転を行うことが可能になった。単線区間の春日部~運河間は、全列車が各駅に停車する。 また乗換駅で終電繰り下げを行い、通勤向け特急の「アーバンパークライナー」には柏発が新設される。これにより、郊外エリアで暮らす人たちにとって使いやすい鉄道となることだろう。 東京メトロ千代田線を介してJR東日本常磐緩行線と接続する小田急電鉄は、JRと同時期にダイヤ改正を行う。今回のダイヤ改正では、朝ラッシュ時間帯の各駅停車が全列車10両になり、輸送力が拡大する。 東京