立憲民主党の泉健太代表は11日、元日銀審議委員の植田和男氏の次期日銀総裁就任を巡る党としての賛否について、大規模金融緩和を見直すかどうかを見極めて決める考えを表明した。札幌市で記者団に「異次元の金融緩和見直しや出口戦略をどうするか。政策の整合性を見定めて判断したい」と述べた。
立憲民主党の泉健太代表は11日、元日銀審議委員の植田和男氏の次期日銀総裁就任を巡る党としての賛否について、大規模金融緩和を見直すかどうかを見極めて決める考えを表明した。札幌市で記者団に「異次元の金融緩和見直しや出口戦略をどうするか。政策の整合性を見定めて判断したい」と述べた。
A Japanese flag flies outside the Bank of Japan headquarters in Tokyo. Photographer: Toru Hanai/Bloomberg 日本銀行の次期総裁に経済学者で元日銀審議委員の植田和男氏(71)を任命する人事を政府が固めたとの報道に、円は上昇し日本株は下げた。予想外の人選に投資家は慌てて植田氏についての情報をかき集めた。 日本経済新聞の報道によると、有力候補と見なされていた雨宮正佳副総裁は政府の打診に対して就任を辞退したという。 市場の当初の反応を見る限り、植田氏はタカ派的と見なされているようだ。しかし、そのような見方は時期尚早かもしれないと多くのストラテジストが警告する。一定の政策継続性を予想する声や、政策変更があるかどうかを推測する上で経済データの重要性を指摘する声がある。 副総裁に起用されるとみられる内
アベノミクス巡り揺れた人選 有力候補は固辞、大物学者で決着―日銀総裁 2023年02月11日07時09分 【図解】戦後就任した日銀総裁 岸田文雄首相は日銀の次期総裁に元審議委員で経済学者の植田和男氏を起用する人事案を固めた。安倍政権の経済政策「アベノミクス」の中核を担った異次元の金融緩和策をどう継承し、どう修正するのか。有力とされた日銀出身の候補者が固辞する中で人選は最後まで揺れ、大物学者での決着となった。 緩和路線「継続」見方広がる 植田氏起用、事前予想なく―政府・与党 「黒田東彦総裁にコミットしすぎたから」。政府が雨宮正佳副総裁に次期総裁への就任を打診したと一部で報じられた6日。雨宮氏は周囲に就任を固辞し続ける理由を漏らした。 次期総裁の人選を巡っては、政府は当初から日銀出身者を有力視してきた。「ここまで複雑になった金融政策を解きほぐせるのは日銀出身者しかいない」(政府関係者)。雨宮氏
Larry Summers, president emeritus and professor at Harvard University. Photographer: Stefan Wermuth/Bloomberg サマーズ元米財務長官は10日、インフレに関する気の緩みが金融市場で広がりつつあるとし、投資家が現在想定している以上の金融引き締めが必要になるかもしれないと警告した。 サマーズ氏は「波乱となりそうな局面に向かっている」とブルームバーグテレビジョンで発言。「市場が今予想している以上の利上げを伴わずに、2%のインフレに戻る軌道に乗っているという確信は私にはない」と述べた。 同氏はインフレ抑制に寄与してきた多くの要素が反転する可能性を挙げた。一つは中古車価格で、自動車オークションを手がけるマンハイムのデータによれば、1月の米中古車平均価格は前月比で2.5%上昇した。ガソリン価格も今
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