New Economic Thinking5 〜マンデル=フレミング・モデルは、不況下では実態と異なる結果を導く〜 →(関連)New Economic Thinking 2 改訂:280211 中段で、不況下では、財・サ市場での需要不足に対応して(ワルラス法則にしたがって)超過需要が生ずる市場は貨幣・債券市場であること、したがって、マンデル=フレミングモデルの不況下の財政出動の影響分析の出発点には問題がある点の説明を詳しくした(挿入)。261202 注がわかりにくかったので書き直し 261022 実証研究について注を追加。 このことについては、すでに「New Economic Thinking 2」でふれたが、単独の項目として再掲しておく。 マンデル・フレミング・モデルは、資本取引が自由化されている(開放経済の)小国で財政出動が行われると、そのための国債発行で国内の資金需要が上昇して国