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ブックマーク / www.vcasi.org (2)

  • 第13回 破綻の条件 新理論で解明(安田洋祐) | 仮想制度研究所 VCASI

    VCASIフェローの安田洋祐氏(政策大学院大学)の記事が、日経新聞3月4日付「経済教室」に掲載されました。下記に、許可を得て、転載します。 -------------------------------------------- 昨年、民主党が初めて編成した2010年度の政府予算は、一般会計の歳出総額が92兆円を超える一方、税収見込みは新規国債発行額44兆円を下回る37兆円にとどまった。ストック面を見ても、国会財政の逼迫(ひっぱく)が指摘されている。国と地方を合わせた長期債権残高は10年度末には862兆円程度と国内総生産(GDP)比180%を突破する見込みで、経済協力開発機構(OECD)諸国中、群を抜いて高い。 これを機に最近、日でもソブリンリスクに対する懸念が高まっている。ソブリンリスクとは来は「国が対外的に支払い不能となるリスク」のことだが、国債の9割以上を国内投資家が保有している

  • 「家計金融資産『活用』論への違和感」(VCASIフェロー・慶応義塾大学教授 池尾和人) | 仮想制度研究所 VCASI

    VCASIフェローの池尾和人氏が『週刊東洋経済』2009.10.17号、「経済を見る眼」欄に寄稿いたしました。下記に、許可を得て、転載させていただきます。 しばしば「わが国の強みは1400兆円にも及ぶ家計金融資産が存在することであり、それを経済成長のために有効活用すべきだ」といった見解が述べられることがある。しかし、筆者自身は、この種の見解には違和感がある。   というのもこうした見解は、他方でわが国には膨大な政府債務が存在していることを無視しているからである。換言すると、家計金融資産はすでに一定の用途に「活用」されているのであり、他の用途にそれを活用するためには現行の用途から解放してやらなければならない。 日銀行の資金循環統計によると、ざっくり言って、家計部門自身も住宅ローンなどの負債を約400兆円抱えているので、純資産は1000兆円ほどである。その半分の500兆円は一般政府の負債をフ

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